債務整理後にローンが組めるまでの期間と審査を通す方法

「過去に債務整理した人もローンは組めるの?」
「住宅ローン・自動車ローンはいつから組める?」

と多くのご相談があります。

債務整理後すぐは、原則として審査が通りにくくなるので、住宅ローンや自動車ローンが組めなくなります。

過去に債務整理をした人は債務整理をしてから一定期間たっていれば審査に通りやすくなるので住宅ローン・自動車ローンが組める可能性が高いです。

住宅ローン・自動車ローンを組めるかどうかは、債務整理をしたか・年収・勤続年数・雇用形態・健康状態などの情報で決まります。杉山事務所ではローンを組みやすくする方法もお伝えしているので、お気軽にご相談ください。

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1) 債務整理後・借金完済した後すぐは住宅ローン・自動車ローンが組めない

債務整理をすると信用情報機関で管理されている信用情報に、貸金業者の信用をなくしてしまうような情報(事故情報)が登録されます。債務整理中、債務整理後、任意整理・個人再生をして借金完済後・返済後すぐは原則として審査に通らないので、住宅ローン・自動車ローンが組めなくなります。

住宅ローン・自動車ローンの審査が通らない理由

銀行などでローンを組んでお金を借り入れすると、どこの貸金業者から・いつ・いくら借りたかの信用情報が信用情報機関に登録されます。

信用情報に登録されると、どこから・いつ・いくら借りたか、返済はどうなっているか、債務整理をしているか、などの取引に関する情報が貸金業者からの報告によって頻繁に更新されます。信用情報機関に登録されている信用情報は、加盟している貸金業者であればいつでも閲覧することができて、住宅ローン・自動車ローンの審査などに利用されます。

信用情報に登録される「債務整理をした」という情報は、借りたお金を最初の約束(返済期間や利率などの契約)通りに返済できなかったという、ネガディブな情報(事故情報)です。

住宅ローン・自動車ローンの審査をおこなう銀行などの貸金業者は、債務整理をした履歴を含む事故情報を見ると「最後まで返済をしてもらえないかもしれない」「利息を払ってもらえないかもしれない」と考える可能性があるのです。

最後まで返済をしてもらえない、利息を払ってもらえない場合、貸金業者は利益を上げられません。信用情報に事故情報があると、貸金業者は住宅ローン・自動車ローンだけではなくショッピングローンや携帯の分割購入などの審査で落とす、お金を貸さないという決定をする可能性が高くなります。

2) 債務整理後に住宅ローン・自動車ローンの審査を通す方法

債務整理後に住宅ローン・自動車ローンの審査が通らなくてローンを組むのがむずかしくなることは確かですが、ローンを組めるかどうかは、債務整理をしたかどうかだけで判断しているわけではありません。

ローンを完済する予定の年齢・年収・勤続年数・雇用形態・健康状態などの情報を総合的に判断した結果で決まるので、債務整理後、一定期間たっていなくてもローンを組める可能性があります。

家族名義で住宅ローン・自動車ローンを組む

債務整理してから一定期間は、原則として債務整理した本人の名義で「住宅ローン」新車、中古車にかかわらず「自動車ローン」「ショッピングローン」は申し込みをしても審査が通らないので、ローンを組むことはできません。しかし、債務整理したあとであっても、債務整理した本人の家族名義であればローンを組むことができます

例えば、共働きの世帯で夫が債務整理をした場合、妻が債務整理をしていなければ妻の名義でローンを組むことができます。

毎月支払うローンの返済額を低く設定する

毎月のローン返済額が無理のない金額であればローン審査に通りやすくなります。どの程度の金額が無理のない金額であるのかは、「返済比率」のパーセンテージで確認ができます。

返済比率=年間の返済合計額÷年収×100

返済比率が20%~25%であれば無理のない金額とされていますが、低ければ低いほどローン審査に通る可能性が高くなります

頭金を多く準備する

頭金として準備する自己資金が多いほど審査に通りやすくなります。頭金は、住宅価格(代金)ー住宅ローン借入額で計算されていて、住宅価格の20%程度の頭金が相場の金額となっています。

例えば、3000万円の住宅を購入する場合、相場の20%で計算すると600万円が頭金となり、2400万円が住宅ローンで借りる金額となります。

頭金が多いほど最終的に住宅ローンで借り入れる金額が少なくなるので、返済比率のパーセンテージも下がり、ローン審査に通りやすくなります

3000万円の住宅を購入するときのシミュレーション

返済比率が低い・準備できる頭金が多いとローン審査に通りやすくなるとお伝えしましたが、3000万円の住宅を購入する際にはどの程度の年収があればいいのかシミュレーションをご紹介します。

まず、頭金を20%とすると上記で説明したように住宅ローンの借入額は2400万円となります。住宅ローンは平均30年ほどかけて返済をするので、毎年の返済額は以下です。

2400万円÷30年=80万円(毎月約6.7万円)
※簡易計算のため利息を含めていません。

返済比率(年間の返済合計額÷年収)は20%~25%が無理なく返済できるパーセンテージですので返済比率を20%として計算すると、必要な年収は

80万円÷20%=400万円

となります。

年収400万円あれば3000万円の住宅が購入できる可能性があるという計算になります。

住宅ローン審査を申し込む前に、購入したい住宅の価値に対して頭金がどれくらい用意できるのか、借りる住宅ローンの金額から返済比率を考えたときに無理のない返済ができるのかどうかを事前に確認しておくことが大切です。

信用度の高い企業に勤める

一般的に、従業員が300人以上在籍している企業を大企業と呼んでいて、大企業に勤めていると、収入が安定すると考えられています。

従業員の人数が多い、資本金が高いほど会社としての信用度が高く、住宅ローンの審査に有利な場合があります。

3) 債務整理後はいつからローンが組める?ローンが組めるまでの期間

債務整理後・完済した後、約5年~10年でローンが組みやすくなる

任意整理・個人再生をした場合は借金の返済が終わって完済後・返済後、約5年、自己破産をした場合は手続き後、約5年~10年で債務整理した情報が削除されるので住宅ローン・自動車ローンの審査に通りやすくなります。

債務整理後にローンを組むことができるか確認する方法

信用情報機関には、信販会社とクレジットカード会社を中心として銀行系金融機関、消費者金融などが加盟している株式会社シー・アイ・シー(CIC)、銀行や銀行系クレジットカード会社や、銀行系の信用保証協会・農協・信用組合・信用金庫などが加盟している全国銀行個人信用情報センター(KSC)、消費者金融と信販会社などが加盟する株式会社日本信用情報機構(JICC)があります。

どの信用情報機関も信用情報開示請求をおこなうことで事故情報が削除されているかどうか確認できますが、スマートフォン、郵送、窓口どの手段で開示できるかが異なります。

信用情報機関によってちがう開示請求の方法

4) 債務整理後ローンを組むときの注意点

債務整理をしていない会社に新規申請する

貸金業者は、顧客の情報を信用情報に登録しますが、会社でも情報を残しています。信用情報は一定期間がたてば削除されますが、貸金業者が会社に残している情報は削除されることはありません。

債務整理をおこなった履歴が信用情報から削除されたとしても、債務整理の対象とした貸金業者には情報が残っていて、一般的に社内ブラックと呼ばれます。

社内ブラックになっている場合は住宅ローン・自動車ローンの審査に通りにくいので、債務整理の対象にしなかった貸金業者や、一度も借り入れをしたことのない貸金業者でローンの審査を受けるべきです。

一度に複数の貸金業者へ新規申し込みをしない

貸金業者にローンの申し込みをすると、信用情報にローンの申し込みがあって審査をおこなったことが登録されます。審査に通って借り入れができると、借入金額や返済期間などが登録されますが、審査に落ちた場合は審査をおこなった履歴しか残りません。

複数の貸金業者にローンの新規申し込みをすることで、審査の履歴が複数残ってしまって「ほかの貸金業者にもローンの申し込みをしているけれど何か問題があったのか審査に落ちている」と思われると審査に通りにくくなります。まずは、一度に複数の貸金業者へ新規申し込みをしないことが大切です。

また、審査をおこなった履歴は6ヶ月程度の期間で信用情報から確認できなくなるので、1つの貸金業者へ新規申し込みをおこなって審査に落ちた場合は、6ヶ月程度待ってから再度ほかの貸金業者に申し込みをするべきです。

むやみに転職をしない

ローンの審査では年収や勤務先、年齢、事故情報があるかなど複数の項目が審査の対象になりますが、勤続年数も項目のひとつです。勤続年数が短いと審査に通りにくいので、ローンの申し込みをする前に転職をすると審査は不利になります。

また、ローンの審査は2段階にわかれていて「仮審査」「本審査」といわれる審査があります。仮審査に通ったあとに転職をして本審査のときに勤務先が変わっていると、審査が初めからやり直しとなって勤続年数が足りずに審査に落ちる可能性が高くなります。

転職を考えている場合は、すべての審査に通ってローン契約が終わったあとにするべきです。

新しい信用情報を作る

ローン会社は新しくのローンの申し込みをされると、申し込みした人が信用できるかどうかを信用情報機関が管理している信用情報をみて審査を通すか判断します。

しかし、信用情報機関は信用情報に載っている情報を5年~10年で削除しているため、信用情報が何も載っていない状態の場合、ローンの審査申し込みをした人は、信用できる人かどうかを確認することができないでの審査が通さない可能性があります。

なので、債務整理したあとにローンの申し込みを場合は、少しずつ新しい信用情報を作っていく必要があります。

携帯電話などを分割購入して新しい信用情報を作る

携帯電話の分割払いでも信用情報に登録されるため、新しく信用情報を作るに、携帯電話を分割購入するのも1つの手です。

もし、携帯電話の分割払いを滞納しないで返済できれば、カード会社は信用情報の携帯電話の分割払いの履歴を見て、申し込みした人が現在、信用できる人か判断する情報の1つとなるため、ローンの審査が通りやすくなる可能性が高いです。

ほかの貸金業者の借り入れを完済する

ほかの貸金業者から借り入れがあることは、ローン審査で信用情報を確認されるとわかります。組みたい住宅ローン・自動車ローンの返済のほかに、借り入れの返済があると返済比率が高くなります。

組みたいローン単体に対する返済比率が低くても、すべての借り入れを含めると返済比率が高くなる場合はローンの審査に通りにくくなるので、組みたいローン以外の借り入れについてはすべて完済して、返済比率を低くするべきです。

5) 債務整理後有利な条件でローンを組む方法

住宅ローンには、ペアローンというローンがあります。夫婦や親子といった同一世帯の2人が1つの物件に対してそれぞれの名義で借り入れをするローンで、それぞれの年収を合算して借り入れできるため、1人でローンを組むよりも借りられる金額が増えます。

また、ペアローンの名義人それぞれが住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)を受けられます。ただし、住宅ローン控除を受けるには建物を所有している必要があるため、どちらかが土地に対してのローンを組んでいる場合は住宅ローン控除の対象外になるので注意が必要です。

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