クレジットカードの過払い金請求はキャッシング枠ならリボ払いでもできる

「クレジットカードでも過払い金ってでるの?」
「過払い金請求をするとクレジットカードは使えなくなるの?」

広告やテレビCMで耳にすることも多い「過払い金」。クレジットカードでもキャッシング枠の利用分においては過払い金があるかもしれません。

「リボ払いでも対象になるの?」
といったお問い合わせも多くいただきますが、過払い金請求に返済方法は無関係です。
むしろリボ払いで長期の返済をしていると、過払い金が多く発生する可能性があるのです!

なお、過払い金請求をするとクレジットカードが使えなくなるというデメリットがあるのですが、使えなくなるのは過払い金を請求したクレジットカード会社だけです。

クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠がありますが、ショッピング枠では過払い金が発生しません。
どうしてショッピング枠では過払い金が発生しないのでしょうか?
またカードが使えなくなるほかに、どんな影響があるのでしょうか?

このページでは、クレジットカードで過払い金が発生する条件や、過払い金請求をするリスク、手続きの前に確認しておくべきポイントなどをわかりやすく説明していきます。

クレジットカードの利用があり、自分にも過払い金請求の権利があるのかが知りたい方、またクレジットカードの過払い金請求を検討している方は、過払い金請求で後悔することがないよう最後までお付き合い頂ければ幸いです。

クレジットカードの借金でも過払い金請求はできる

過払い金が発生する代表的なクレジットカードをご紹介します。

クレジットカード会社は合併している会社も多くありますので、下記もご確認ください。
エポスカード(ゼロファースト)、ニコスカード(nicosカード・マイベスト・DCカードなど)、オリコカード(oricoカード・アメニティ・uptyなど)、セディナカード(OMCカード・セントラルファイナンス・クオークなど)

これらのクレジットカードで過払い金が発生する可能性があるのですが、それにはいくつかの条件がありますので確認していきましょう。

過払い金請求ができるのはキャッシング枠の借金のみ

クレジットカードにはキャッシング枠とショッピング枠の2つの機能がありますが、クレジットカードの過払い金請求の対象となるのはキャッシング枠の利用分のみです。

ショッピング枠は商品を購入する際の「立替金」となり、クレジットカード会社が一時的に立て替えて支払っています。
支払いの際にかかる手数料は利息ではないため過払い金は発生しません。

一方、キャッシング枠は現金を借りる「貸付金」という扱いで過払い金が発生します。

キャッシング枠とショッピング枠の違い
ショッピング枠は買い物で利用でき、キャッシング枠はお金を借りることができる。
キャッシング枠では必ず金利手数料がかかるが、ショッピング枠では一回払いにおいては手数料がかからない。

利息制限法の上限金利より高い金利の借入

クレジットカードの過払い金が発生している条件は、キャッシング枠を利息制限法の上限金利を超える金利で利用していること

利息制限法の上限金利
借入額10万未満 20%以下
借入額10万円~100万円未満 18%以下
借入額100万円以上 15%以下

過去に貸金業者は利息制限法の上限金利ではなく、出資法の上限金利である29.2%を基準に利息を設定していた時期がありました。

しかし、2006年に最高裁判所の判決で、出資法の上限金利と利息制限法の上限金利の差額であるグレーゾーン金利を認めない判決が出たため、グレーゾーン金利である過払い金を貸金業者に請求できるようになったのです。

なお、出資法や利息制限法の改正法が施行されたのは2010年6月18日です。
しかし、多くのクレジットカード会社は、2007年頃から利息を出資法の上限金利である29.2%から利息制限法の上限金利に変更しています。

つまり、2007年頃までにキャッシングを利用していた方は過払い金が発生している可能性がある、ということになります。

なかには、法改正がされたあとも金利が変わらないまま返済を続けている場合もあるので、2007年以前にキャッシングを利用していた方は過払い金があるかを調査することをおすすめします。

キャッシングをリボ払いで返済していても過払い金請求はできる

月々の返済額が低く抑えられるので、リボ払いで返済する人は多いでしょう。
過払い金請求に返済方法は関係ないので、リボ払いで返済をしていても過払い金請求は可能です。

繰り返しになりますが、クレジットカードの過払い金請求ができるかどうかはキャッシング枠で高い金利の借入があったかどうかで判断します。

リボ払いは返済方法にすぎません。キャッシング枠を2007年より前(金利を下げる前)に利用していたのであれば、過払い金が発生している可能性があるのです。

リボルビング払い(リボ払い)
リボ払いは借入総額がいくらであっても、毎月支払う金額を固定して返済すること。 なお、分割払いは支払う額ではなく返済回数を決めて返済すること。

キャッシングをリボ払いで返済していると過払い金が多くなる

リボ払いは毎月決まった額を返済していく方法で、借入総額が増えていっても、返済額の設定を変えない限りは支払う金額は変動しません。
返済額の設定が少ないと月々の返済負担は少なくなる一方、返済期間が長くという仕組みです。

ということは、リボ払いは返済期間が長くなる傾向にあり返済期間が長い分多く利息を支払っているので過払い金が大きくなるのです。

リボ払いは上手く使えば便利な支払い方法だと思います。
しかし、気づいた時には多額の借金が……。となる方が多いのも事実です。
借金のリボ払いでお悩みの方は一度、司法書士や弁護士にご相談ください。

クレジットカードの過払い金請求をするデメリット

クレジットカードの過払い金請求はお金が返ってくるという大きなメリットがありますが、デメリットもあります。
クレジットカードの過払い金請求をする前に、どんな影響があるのかを知っておくことで後悔しない過払い金請求をするようにしてくださいね。

過払い金を請求するクレジットカード会社のカードが使えなくなる

過払い金請求をしたクレジットカードは解約扱いになり、キャッシング枠、ショッピング枠、ETCカードとしても使えなくなる 可能性があります。

同じクレジットカード会社内の別ブランドのカードを所持している場合も、解約扱いとなって使えなくなる場合があるのでご注意ください。

過払い金請求をすると必ずクレジットカードが解約なるわけではありません。
カード会社によっては解約にならずに、そのまま利用できることもありますので、司法書士や弁護士にご相談ください。

合併したクレジットカード会社のカードも使えなく場合がある

クレジットカードを作成した時は別会社であっても、合併して同じ会社内の別ブランドカードになっていることがあります。この場合も、過払い金請求によって使えなくなる可能性があります。

ただし、過払い金請求をしたクレジットカード会社や、合併先のクレジットカード会社以外のクレジットカードであれば解約になることはありませんのでご安心ください!

別会社のクレジットカードを作成することで、クレジットカードの利用は可能です。

過払い金請求をしたクレジットカード会社のカードを再度作る場合は、審査がきびしくなる傾向にあります。
返済が遅れ滞納や延滞をしていた場合は、再度の新規作成はむずかしいと思っておいた方が良いでしょう。

クレジットカードの過払い金請求をする前に確認すべき3つのポイント

クレジットカードの過払い金請求は、場合によってはブラックリストにのったり過払い金請求を断られたりするケースがあります。
そのため、事前に必ず以下の3点を確認しておく必要があります。

  1. 過払い金請求するクレジットカードでショッピング枠を利用していないか
  2. 過払い金請求の時効を迎えたり、カード会社が倒産していないか
  3. 過払い金請求をするクレジットカードを引き落とし先にしてないか

過払い金請求するクレジットカードでショッピング枠を利用していないか

過払い金請求をするクレジットカードにショッピングの利用残高があった場合、キャッシングで発生した過払い金をショッピングの返済にあてることになります。

これは同じクレジットカード会社の別ブランドカードや、合併している会社のクレジットカードにも当てはまります
(過払い金を請求するクレジットカードだけではないのでご注意ください!)

ショッピングの利用残高の方が多ければ、クレジットカード会社と借金の減額を交渉する任意整理という手続きになりブラックリストにのります

ブラックリストにのるとどうなるかといと、所持しているクレジットカードが使用できなくなります。
また、約5年間は貸金業者やクレジットカード会社から新たな借入、新たなクレジットカードの作成、ローンを組む審査が通りづらくなります。

過払い金請求のブラックリストについては
過払い金請求でブラックリストにのる条件
にて詳しくお話ししていますので参考にしてください。

ご注意いただきたいのは、ショッピングの利用残高より過払い金が少ない方。
過払い金の方が多ければブラックリストにのることはありません

司法書士や弁護士に相談した際は、自分が持っているクレジットカードが何なのか、どのカードでいくら使っているのかを、キャッシング枠だけでなくショッピング枠についてもお伝えください
事前にお伝えいただくことで、どのクレジットカードが関係してくるかアドバイスすることができます。もしショッピング枠の利用状況があいまいな場合もご相談ください!

過払い金請求の時効を迎えたり、カード会社が倒産していないか

過払い金請求は時効を迎えたり、請求するクレジットカード会社が倒産すると手続きできなくなります

過払い金請求は最後に取引した日から10年で時効が成立して手続きできなくなります。

最後に取引した日とはキャッシングを完済した日となりますが、クレジットカードの過払い金請求の時効は少し複雑です。

その理由が、「一連」か「分断」かという問題。
取引の一連か分断かで過払い金請求の過払い金や時効は変わるのですが、クレジットカードの場合はその判断がしづらくなります。

一回払いかリボ払いか、お金を借りていない時期も年会費を支払っていたかなども影響します。

ご注意いただきたいことがもうひとつ。

クレジットカード会社が倒産していると過払い金請求ができなくなります。

過払い金請求をする人が増えて、経営状況が悪化しているクレジットカード会社もあります。
経営状況が悪いために、返還する過払い金を少なくしたり、支払いまでの期間を先延ばしにする可能性もあります。

クレジットカードの過払い金請求については時効の判断がむずかしくなります。不安な方はご自分で判断せず、司法書士や弁護士にご相談ください。
また、過払い金がある場合は取り戻せなくなる前に少しでも早く過払い金請求することをおすすめします。

過払い金請求をするクレジットカードを引き落とし先にしてないか

公共料金や携帯電話などの月々の支払いをクレジットカード払いにしている方は多いかと思います。

じつは引き落とし先が過払い金請求をするクレジットカードになっていると、過払い金請求の和解交渉が進められないことがあります。

過払い金請求をする前に別の支払い方法に変更したり、ETCカードも別のクレジットカード会社で作成しておいたりすると良いでしょう。

クレジットカードの過払い金請求をするなら杉山事務所

クレジットカードのキャッシング枠は過払い金が発生していることがあります。

また、リボ払いで支払っていると取引の期間が長くなっていることが多いため、過払い金が多く発生している可能性が高いのです。

クレジットカードの過払い金請求は、過払い金請求をしたクレジットカード会社、合併先のクレジットカード会社は解約扱いになり使えなくなることがデメリットです。

しかし、他社のクレジットカードであれば利用できるので、大きなデメリットではありません。

過払い金が発生しているのにも関わらず、過払い金請求しない方が大きなデメリットです。

杉山事務所では月3,000件以上の過払い金に関する相談を対応しており、クレジットカードの過払い金請求に対する実績とノウハウをもっております。

過払い金請求をすることで影響のあるクレジットカードを事前にお伝えして、対処方法のアドバイスもできます。

過払い金請求の相談、着手金、過払い金の調査、計算が無料となっていますのでお気軽にフリーダイヤルやメールフォームからお問い合わせください。

過払い金請求は無料相談をご利用ください。

ひとりで悩まず、まずは相談ください。 0120066018 0120068027 0120065039 0120069034 0120067009 0120070146 0120131025 過払い金請求のお問い合わせ

page top