過払い金の引き直し計算を自分でする方法

「自分にいくら過払い金があるのか知りたい」
「過払い金ってどうやって計算するの?」

しかし、自分に過払い金があるかわからない方や、過払い金の計算をしたいけど何をどうしたらいいかわからない方は多いと思います。

過払い金の計算は過払い金請求をするうえでとても重要で、計算結果を間違えると返ってくるお金が少なかったり、貸金業者に過払い金請求を断られる可能性があります。

ここでは過払い金の計算を自分でする方法や、計算するときの注意点をわかりやすくお話します。

「自分でするのは面倒!だれかに計算してほしい」
「かんたんに計算する方法はないの?」
といった方は司法書士や弁護士に依頼すれば、自分でするよりも早くて、間違えることなく過払い金を計算してもらえるのでおすすめです。

過払い金の引き直し計算は過払い金請求でとても重要

過払い金とはかんたんに言えば、あなたが貸金業者に返済しすぎたお金です。

現在、貸金業者がお金を貸す際には、「利息制限法」の上限金利を基準に金利を設定していますが、過去に多くの貸金業者は利息制限法の上限金利ではなく「出資法」の上限金利である29.2%を基準にして高い金利でお金を貸していました。

利息制限法と出資法の上限金利の差分は「グレーゾーン金利」とよばれ「過払い金」にあたります。

過払い金の計算をする「引き直し計算」は過払い金請求でとても重要で、自分の過払い金がいくらかわからなければ、貸金業者に過払い金請求をすることはできません。

引き直し計算は、かんたんにいえば高い金利で返済した借金を、正しい金利で返済した場合に計算し直す方法です。

過払い金の計算を間違えると、返ってくるお金が少なくなったり、請求した金額が間違っていることから貸金業者に過払い金請求を断られる可能性があるため正確におこなわなくてはいけません。

過払い金の引き直し計算を自分でする方法

過払い金は以下のものが用意すれば、自分で計算することができます。

エクセルが使えるパソコンがなければ過払い金の計算を自分でするはむずかしいので、司法書士や弁護士に相談して計算してもらうのがオススメです。
それでは、取引履歴を取り寄せる方法から順番に過払い金の計算する方法を説明していきます。

1.貸金業者から取引履歴を取り寄せる

まずは、過払い金請求する貸金業者から自分の過去の取引履歴を取り寄せます。

取引履歴とは、借入した時の金利・金額・日付や返済した時の金額・日付などが記載されている書類で、直接窓口にいくか、電話や郵送、FAX、インターネットなどで貸金業者から取り寄せることができます。

貸金業者に連絡すると、
「脅されるのでは?」 と心配な方もいると思いますが、過去に最高裁判所で、取引履歴の開示義務の判決がでているので、スムーズに対応してくれるようになっていますので安心してください。

取引履歴を取り寄せるには、窓口に行けば最短で2時間ほど、電話や郵送、FAX、インターネットであれば2週間~2ヵ月程度で手に入ります。

しかし、貸金業者によっては司法書士や弁護士からの依頼を優先して、個人からの依頼を後回しにすることがあり、取引履歴が手に入るまでに時間がかかる場合があるので注意してください。

取引履歴を請求すると1000円ほどの手数料がかかる貸金業者もあるので、事前に手数料がかかるか聞いておくとよいでしょう。

2.インターネット上で公開されている過払い金計算ソフトをダウンロードする

インターネット上には過払い金の計算ソフトが無料でいくつか公開されており、その中の1つをダウンロードして過払い金の引き直し計算に使います。

下記に主な過払い金の無料計算ソフトのリンクを掲載しておりますので、リンク先よりダウンロードしてください。
※各ソフトの使い方については、各サイトに説明があるので参考にしてください。

TDONの引き直し計算ソフト

TDONの引き直し計算ソフトはインストールした後、7日間は無料で使うことができて、無料期間が終了すると税別で3,000円かかります。
無料で使用している期間は「印刷」と「返還請求書作成」機能が使えなくなっています

無料期間が終了すると、起動時に「期限が切れています」と画面に表示されますが、シリアルナンバーを購入することで試用期限が解除されて、以後のバージョンアップは無期限で使うことができます。

名古屋消費者信用問題研究会

名古屋消費者信用問題研究会の引き直し計算ソフト「名古屋式」は無料でダウンロードできて使用期限はなく、取引日と借入額・返済額を1行ごとに入力することで利息が自動で計算されて、過払い金がいくら発生しているかわかります。

アドリテム司法書士法人

アドリテム司法書士法人の引き直し計算ソフト「外山式」は無料でダウンロードできて使用期限はなく、取引日・借入額・返済額をデータ入力シートに入力して、転記ボタンを押すと利息が自動で計算され、計算書シートに結果が表示されます。

3.無料計算ソフトに取引履歴をもとに金利・日付・金額を入力

取引履歴と過払い金計算ソフトが用意できたら、取引履歴に記載されている借入した時の金利、借入した日、返済した日、金額を入力していきます。

数字を入力していけばソフトが自動で計算してくれるか、すべてが入力したあとにボタンを押せば結果が表示されて、過払い金がいくらあるかわかります。

過払い金の計算は非常に細かく、取引が長い人だとその分入力する数字が多くなりますし、間違えるとやり直さなくてはいけません。
自分でする時間がとれない方や、めんどうな方は司法書士や弁護士に相談すれば、スピーディーに正確な過払い金をわかるのでおすすめです。

過払い金を計算する時の注意点

過払い金の計算をする際にはいくつか注意点があり、判断を間違えると過払い金請求ができなくなることもあるので、自分で過払い金を計算する場合は以下の点に気を付けてください。

取引履歴の使用目的を聞かれる

貸金業者から取引履歴を取り寄せる際に、使用目的を聞かれることがありますが絶対に
「過払い金請求をするため」
と答えないでください。

最悪の場合、貸金業者に「利息を過払い金とわかったうえで返済を続けていた」と主張されて、1円も過払い金が取り返せなくなります。

貸金業者に使用目的を聞かれた場合は 「すべての取引を確認したい」 などと答えましょう。

過払い金の計算は絶対に間違えない

過払い金は少し時間をかければ自分でも計算することができますが、適当に計算した結果のまま過払い金請求をすると、返ってくるお金が少なくなったり、貸金業者に過払い金請求を断られる可能性があります。

過払い金の計算を間違えたまま少ない金額で過払い金請求をしても、過払い金が少なければ貸金業者が支払うお金も少なくなるので、教えてくれないのは当然です。

逆に貸金業者に本来の過払い金より多く請求すると、過払い金が間違っていることで貸金業者に過払い金請求を断られる可能性があります。

過払い金の引き直し計算は、あなたが過払い金請求で損をするか得をするかを決める重要なポイントですので、計算する際には絶対に間違えないでください。

借入と完済を繰り返している場合は計算がむずかしい

同じ貸金業者から借入と完済を繰り返していると過払い金の計算がむずかしくなります。

過払い金請求は最後に取引した日から10年が経過すると、時効期限をむかえて手続きすることができなくなりますが、同じ契約番号の取引で、1度目の借入を完済してから、次の借入までに空白期間がある場合

によって時効が変わることがあります

時効が成立していれば計算しなくてよいですが、時効が成立していなければ計算する必要があるので過払い金が大きく変わる可能性があります。

借入と完済を繰り返している場合の時効の判断については
請求先の貸金業者で借入と完済を繰り返している場合の時効
にて詳しくお話ししていますので、参考にしてください。

借入と完済を繰り返している場合の時効の判断は過払い金請求の裁判で争点となることもあり、判断が非常にむずかしいです。
同じ貸金業者から借入と完済を繰り返している方は、自分で判断しないで司法書士や弁護士に相談しましょう。

貸金業者が取引履歴を処分している

一部の貸金業者のなかには、一定期間を過ぎた取引履歴を処分していることがあります。

取引履歴は過払い金の計算をするのに必要ですが、処分されている場合は推定計算で過払い金の額を確認します。

推定計算とは
取引履歴が貸金業者によって処分されて履歴が不完全である場合、履歴がない取引を通帳の引き落とし履歴や、公開されている部分の取引履歴から推測して過払い金を計算する方法です。

推定計算は非常にむずかしく計算結果を間違える可能性が高くなり、返ってくるお金が少なくなったり、貸金業者から過払い金請求を断られることがあります。

取引履歴が処分されている可能性がある貸金業者から借入をしていた方は、自分で過払い金の計算をするのではなく司法書士や弁護士に相談して正確な過払い金額を知ることが重要です。

取引履歴が処分されている可能性がある貸金業者

上記以外にも、取引履歴が処分されている可能性がある貸金業者あります。

消費者金融・信販会社ごとの過払い金の返還率と返還される期間の目安
で貸金業者ごとにお話していますので、参考してください。

無料の過払い金計算サイトに注意

インターネット上には、借入金額と返済年数をいれるだけで過払い金が計算されるページがたくさん公開されています。

過払い金は、貸金業者によって利率がかわったり、利息を変更した日が違うので、借入金額と返済年数をいれるだけでは正確な過払い金はわかりません。

無料の過払い金計算サイトの数字はあくまで目安であり、必ずその過払い金が発生しているわけではないのであくまで参考程度にとどめて、
過払い金の引き直し計算を自分でする方法
で説明した通りに自分で計算するか、司法書士や弁護士に依頼しましょう。

過払い金の計算は司法書士や弁護士に依頼するのがラク

過払い金の計算は司法書士や弁護士に相談すべきです。

過払い金の引き直し計算は自分でできますが、過払い金の計算は過払い金請求の手続きの中で重要なポイントであり、計算結果を間違えると返ってくるお金が少なくなる可能性があります。

取引の期間が長ければ長いほど、入力する数字も増えますし、専門的な知識をもたずに、あやふやな状態で取引履歴の数字を打ち込むだけでは、間違った結果になりやすく損をする可能性が高いです。

なによりも、取引履歴の取り寄せや面倒な計算をすべて代わりにやってくれるので、手間と時間がかかりません。

自分で計算した結果はあくまで目安として、司法書士や弁護士に相談をして正しい過払い金を計算してもらうことをオススメします。

「過払い金の計算するだけでもお金がかかるのでは?」
と司法書士や弁護士に相談するのを迷っている方も多いと思います。
しかし、過払い金の調査や計算を無料でおこなう事務所もあるので気軽に問い合わせてみましょう。

過払い金の計算は杉山事務所

過払い金を自分で計算しても、それが正しい結果なのかわかりませんし、それ以前に取引履歴を取り寄せられない方も多くいらしゃいます。

過払い金請求で損をしないためには、過払い金請求を得意な司法書士や弁護士に相談して、スピーディかつ正確に過払い金の額を計算してもらうことです。

司法書士法人杉山事務所では、取引履歴のお取り寄せから、過払い金の調査・計算まで一貫してご相談者様のサポートをおこなっており 、毎月、多くの過払い金の計算をしているため、実績も豊富にありますのでお気軽にお問い合わせください。

過払い金請求は無料相談をご利用ください。

ひとりで悩まず、まずは相談ください。 0120066018 0120068027 0120065039 0120069034 0120067009 0120070146 0120131025 過払い金請求のお問い合わせ

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