一日も早くしたい過払い金請求でお金が返ってくるまでの期間

過払い金請求は自分でおこなう方法と司法書士や弁護士に依頼しておこなう方法があります。どちらの方法も過払い金請求の手続きの流れは同じで、貸金業者から取引していた履歴を取り寄せ、過払い金の引き直し計算、貸金業者に過払い金の返還請求、貸金業者と交渉または、提示された金額に不満があった場合は裁判して過払い金が返還されます。

取引履歴を取り寄せてから過払い金が返還されるまでの期間は貸金業者ごとに大きく違い3ヶ月~10ヶ月くらいかかります。また、司法書士や弁護士に依頼した場合、事務所の過払い金請求の実績や人数、交渉か裁判によっても返還されるまでの期間が異なり、自分でおこなった場合は貸金業者が個人へ取引履歴の提出、過払い金の返還請求をしてから交渉までを後回しにするので返還される期間が長くなる傾向があります。

また、司法書士や弁護士に依頼した場合はすべて任せることができますが、自分で過払い金請求して貸金業者が複数あった場合には1社ずつにそれらの手続きをおこなうので、大変な時間と手間がかかってしまいます。

同じ貸金業者にたった一度しかできない過払い金請求。過払い金請求の手続きの流れをしっかり理解して、時間や手間がかかっても自分でやるのか、手数料がかかっても司法書士や弁護士に依頼して一日でも早く、一円でも多く過払い金を取り戻すのか検討ください。

貸金業者から取引履歴を取り寄せる

まずは過払い金が発生しているか計算する必要があります。過払い金を計算するには、取引履歴と呼ばれる、貸金業者と契約を開始した時からの取引のデータを取り寄せる必要があります。契約者は貸金業者からこの取引履歴の開示請求をすることができます。貸金業者のサービスセンターなどへ連絡し取り寄せをしてください。この時、取引履歴をなんのために使うか聞かれることがありますが、「契約内容の確認」や「今までの自分の債務を確認したい」などの理由にしてください。「過払い金請求するために使う」というと、貸金業者は過払い金請求をされるのを嫌がるため、取引履歴の公開範囲を制限したり、今まで返済していた借金の利息を過払い金と認識して払っていたと主張されてしまいます。最悪の場合、過払い金請求ができなくなる可能性があるので注意してください。

貸金業者にもよりますが、司法書士や弁護士などの専門家が取り寄せた場合、約1週間~1ヶ月程度で取引履歴を取り寄せることができます。しかし、基本的に貸金業者は個人に対する対応を後回しにする傾向にあり、自分でやる場合最大2ヶ月かかることもあります。過払い金請求には最終取引日から10年経過すると時効が成立し、過払い金が一切取り戻すことができないので、時効が迫っている方は早めに行動をしてください。

過払い金の引き直し計算をする

取引履歴を取り寄せたあと、取引履歴に記載されている金利を確認し、過払い金を利息制限法にもとづいた引き直し計算をします。利息制限法には上限金利がきまっており「借入額10万未満は20%以下」「借入額10万円~100万円未満は18%以下」「借入額100万円以上は15%以下」となっています。過払い金はこの上限金利を超えた金利で返済していた借金を、利息制限法の上限金利で計算しなおすことで、いくら発生しているかを確認できます。

引き直し計算を間違えると、返ってくる過払い金の金額が本来請求できる金額より減る可能性があります。借金を返済中で過払い金請求をお考えの人は、計算を間違えて借金の残高をなくすことができると思っていても、計算を間違えたため借金の残高が残ってしまったということが起こりますので、計算をする際は間違えないよう慎重に計算してください。

貸金業者に過払い金の返還請求を請求する

取引履歴を取り寄せたあと、利息制限法にもとづいた引き直し計算をして過払い金の金額がわかったら、消費者金融やクレジットカード会社などの貸金業者へ過払い金請求をします。貸金業者への連絡の方法は電話・FAX・郵便などがあります。

過払い金の請求する意思表示をしたあと、貸金業者の担当者と直接交渉をして返還される過払い金の金額を決めます。貸金業者は交渉の相手が個人の場合、相手が過払い金請求や法律に関する知識がないと判断すると、本来返還されるはずの金額よりかなり低い金額で和解を求めてくるので注意してください。自分で過払い金請求をする場合は強気の姿勢をとり、希望の金額を主張すべきです。

同じ業者から一度完済し、再度借り入れをおこない完済と繰り返している場合、取引が別々の契約になるのか、それとも一つの契約になるのかによって過払い金の金額がかわります。

また、過払い金請求に最終取引日(基本的には最後に返済した日)から10年経過すると時効が成立し、一切過払い金が請求できなくなります。同じ貸金業者から借り入れを繰り返している場合、最終取引日がいつになるのかの判断が、非常に難しくなるため、そういった状況の方は司法書士や弁護士に相談するのが良いです。

この段階で貸金業者にもよりますが和解が成立した場合は、本来返還される過払い金の満額に対し、4~8割の額の過払い金が返還され、4ヶ月~7ヶ月程の期間で過払い金が返還さます。

貸金業者の提示してきた、過払い金の金額に納得できない場合、過払い金請求の裁判をすることになります。裁判をした場合、かえってくる過払い金の金額が多くなる可能性がありますが、かなりの時間がかかりますし裁判には費用がかかります。少ない金額でも良いから早く過払い金を取り戻したいのか、時間がかけてでもより多くの過払い金を取り戻したいのかご自身の状況にあわせて裁判を【する・しない】の判断をしてください。貸金業者によっては裁判をしないと過払い金を返還しないこともありますので注意が必要です。

司法書士や専門家に依頼している場合でも、勝手に裁判を起こされるのではなく依頼者に連絡をし、 裁判をした場合としない場合の過払い金が返ってくるまでの期間や過払い金の金額を、相談して決めることができますので安心してください。法律家に依頼している場合、過払い金が返ってくることが決まれば成功報酬を払う必要があります。成功報酬は、貸金業者と交渉のみで裁判をしなかった場合は、返還される過払い金の20%以下、裁判をした場合は返還される過払い金の25%以下と決まっています。成功報酬はきまった範囲内で各事務所が決めています。

貸金業者と交渉または裁判をする

貸金業者が提示してきた過払い金の金額などの条件に納得できない場合、裁判所へ過払い金請求の裁判をおこす提起をします。過払い金の裁判には費用がかかります。費用には過払い金請求の裁判には印紙代・郵便切手代・代表者事項証明書などがあります。

訴訟をするメリットは電話などの交渉より多い金額で過払い金を請求できる可能性が高いです。しかし、裁判をおこなうと手続きに時間がかかりますので早く過払い金を返してほしい方にはおすすめできません。

特に個人でやる場合は、訴状や書面の作成など法律に関わることがかなり多いので、手続きにかかる時間に加え、情報を調べたりするのにもかなりの時間がかかるので気をつけてください。また、裁判所からの通知などが自宅に届きますので、過払い金請求をバレたくない方は注意が必要です。

司法書士や弁護士などの法律家に依頼している場合、裁判にて過払い金を満額回収できる場合5%の利息付きで回収することや、裁判でかかった費用を請求できる可能性があります。しかし、貸金業者の経営状況や、これまでの過払い金請求に対する対応によっては不可能なこともあるので注意しましょう。

過払い金の裁判をしている期間にも、裁判と平行して和解の話をすすめられるのが一般的です。裁判をする前の交渉の時より金額は多いですが、裁判で勝訴した時より金額は少なく5%利息もついてきませんが、その分早く入金するといった交渉をしてきます。ここで希望する金額だった場合は和解成立させることもできます。

裁判をした場合も貸金業者によりますが、平均6割~満額の金額でおよそ6ヶ月~12ヶ月程度の期間が目安となっています。

過払い金請求の裁判は、裁判なしより返還される金額が多い傾向にあります。しかし、貸金業者の経営状況や過払い金請求への対応に大きく左右されるので、裁判をしたからといって必ず希望した金額が返ってくるわけではないことを覚えておきましょう。

貸金業者から過払い金が返還される

裁判での勝訴や、貸金業者との交渉がまとまれば過払い金が返還されます。

貸金業者にもよりますが、過払い金が入金されるまでの期間は勝利判決や和解成立後から2~4ヶ月かかります。法律家に依頼している場合は、貸金業者から一度専門家に過払い金が振り込まれてから、報酬等が差し引かれたあと依頼者の口座に送金されます。

過払い金が返還されるまでの期間が変わる4つの原因

過払い金請求の手続きをし、過払い金が返ってくるまでの期間にはいくつかの状況によって変化します。

自分で請求するか司法書士や弁護士に依頼するか

過払い金請求は自分で手続きをすることもできますし、司法書士や弁護士に依頼することもできます。 基本的に個人で手続きをしたほうが、過払い金の返ってくるまでの期間が長くなるけいこうにあります。

例えば、裁判をせずに貸金業者と和解をした場合、自分で手続きをすると約4ヵ月~1年かかります。それに対して司法書士や弁護士に依頼した場合は約1ヶ月〜5ヶ月で過払い金が返ってきます。

自分でやった場合に期間が長くなる理由は、まず書類の用意に時間がかかります。自分で過払い金請求するには、貸金業者から取引履歴を取り寄せ、引き直し計算をし、過払い金返還請求書を送ることになります。取引履歴や過払い金返還請求書を自分で準備するのにまず時間かかります。

過払い金の計算方法である引き直し計算も複雑で、知識がない場合は時間がかかります。また、過払い金の計算は返還される過払い金にかかわるので正確にする必要があります。

手続きが開始したあとには貸金業者と交渉をします。貸金業者も交渉のプロなので相手が素人だと、無茶な和解案を出してたり、こちらの要求をのんでくれず、結果的に時間がかかってしまいます

過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼した場合だと費用はかかりますが、依頼した後のすべての手続きを任せることができます。法律の専門家ですので、必要な書類をそろえるのも貸金業者とのやり取りも早いです。 貸金業者も相手が司法書士や弁護士などの法律家だと、無茶なことは言えないので交渉もスムーズに進みます

過払い金請求の裁判をするか・しないかで変わる

過払い金請求は裁判をする場合があります。貸金業者が提案してきた過払い金の金額や条件に納得できない場合は、裁判所へ裁判をおこす提起をします。 裁判をすると当然、話し合いの交渉よりも時間がかかります

自分で過払い金請求の手続きをしていた場合は約6ヶ月〜2年以上かかります。司法書士や弁護士に依頼した場合だと約3ヶ月〜1年で過払い金が返ってきます。

裁判をするかしないかの判断としては、返ってくる過払い金を多くしたいのか、金額よりも返ってくるまでの期間を重視するかです。 裁判をすれば時間も費用もかかります。 しかし、返ってくる過払い金が多くなる傾向にあるので満額回収や利息付きで過払い金を回収したい方は裁判をする必要があるでしょう。また、裁判をしないと過払い金を変換してくれない貸金業者もあるので気を付けましょう。

依頼した事務所の体制・実績によって変わる

過払い金請求は司法書士や弁護士に依頼にすれば手続きがスムーズにすすみ、自分でやるより過払い金が返ってくるまでの期間が早いです。

しかし、どこの事務所に依頼してもいいわけではありません。 過払い金は手続きをする人によって過払い金額や期間が変わる手続きです。過払い金請求は、貸金業者に対する交渉力と、過払い金請求の実績とノウハウが重要です。

司法書士や弁護士に過払い金請求をするのであれば、請求先の貸金業者から過払い金請求や債務整理をしあたことがあるのか、過払い金請求の実績はあるのかをしっかり調べて依頼するのが良いです。

請求先貸金業者側の対応によって変わる

過払い金請求は請求する貸金業者によってもかかる期間はかわります。大手の貸金業者だと過払い金の支払いに充てる予算が大きくとられていて手続きが早くすすむ場合があります。しかし、そんな対応をしてくれる貸金業者は一部です。 ほとんどの貸金業者が経営状況や時期によって対応が変わったりします。なかには裁判をしなければ返還してくれない貸金業者もあります。

【貸金業者別】過払い金請返還までにかかる期間

その他の貸金業者に関してはこちらをご覧ください。
消費者金融・信販会社ごとの過払い金の返還率と返還される期間の目安

過払い金請求の期間に気を付けるべき人

手続きに時間がかかるからといった理由で過払い金請求することを先延ばしにしていると過払い金を回収することができなくなる可能性があります。

過払い金請求に時効が決まっている

過払い金請求には時効が決まっています。時効が成立すると過払い金請求する権利が消滅してしまいます。時効の期間は最後に貸金業者と取引した日から10年となっています。過去に借金をしていたい人は、「いつか過払い金請求しよう…」ではなく今すぐ行動にうつしてください。

貸金業者が倒産する可能性がある

貸金業者は過払い金請求をする人が増えたことにより経営状況が悪化していることがあります。当然、経営状況が悪いと過払い金の支払いが悪くなります。最悪の場合、倒産してしまうと過払い金請求が一切できなくなります。 過去に借金をした記憶がある方はすぐに過払い金が発生しているか調べることをおすすめしまう。

過払い金が返ってくるまでの期間を短くする3つの方法

過払い金請求は時間のかかる手続きです。できるだけ過払い金が返ってくるまでの期間を短くするためにできることを紹介します。

貸金業者との交渉を話し合いの和解で解決する

過払い金請求は話し合い和解して解決する方法と、裁判をし和解か判決で解決する方法があります。 裁判をすると時間がかかります。数ヵ月~1年以上になることもあるので、早く過払い金を回収したい場合は、裁判をせずに話し合いで和解するのがよいでしょう。 ただし、話し合いでの和解は裁判をした場合より、返ってくる過払い金額が少なる傾向があるので、よく考えて和解しましょう。

少額訴訟を検討する

少額訴訟とは過払い金の額が60万円以下の時に利用できる1日で審理が終わる裁判の手続きです。 最短だと即日で判決が出るのですが、過払い金の金額が確定していない場合は、貸金業が通常の裁判への移行を申し立てるケースがあります。

司法書士や弁護士に依頼する

過払い金請求は自分でもできますが、専門的な知識が必要だったり書類を準備したりと時間と手間がかかります。 司法書士や弁護士に依頼することで、費用はかかりますが依頼者は何も手続きをすることなく待っているだけで過払い金が返ってきます

ただし、どこの司法書士や弁護士事務所でもよいわけではなく、過払い金請求や債務整理の実績が豊富なところへ依頼することが大事です。

過払い金請求の流れを理解し、自分にあった解決方法を

取引履歴の取り寄せにおよそ2ヶ月かかり、最初の貸金業者との交渉が成立した場合入金までに合計5ヶ月~9ヶ月、過払い金請求の裁判をした場合だと入金されるまでに合計8ヶ月~14ヶ月の期間がかかることになります。

基本的には満額にこだわると解決までに時間がかかります。満額にあわせ5%の利息や裁判にかかった費用の請求を希望する場合、必ず過払い金請求の裁判をすることになりますので必然的に6ヶ月以上の期間は必要です。貸金業者の経営状況や過払い金請求への対応にもよりますから、必ず回収できるというわけではないので注意してください。

返還される金額は満額に対して40%~80%でもいいから期間を短くし早く過払い金を回収したいのか、過払い金の金額を多くするため裁判をするのか自分の状況にあった過払い金請求をしてださい。個人で全ての手続をやる場合は、司法書士・弁護士などの法律家に依頼した場合よりさらに期間が長くかかります。

杉山事務所では過払い金に強い司法書士が多く在籍しており、相談者様の状況にあわせ満足していただける解決方法を提案させていただき、最後まで責任をもって対応させていただいております。無料相談・着手金無料となっていて、現在、個人で手続きをしている最中の方からの質問や相談にも対応しておりますので、過払い金請求でお悩みをお持ちのかたはぜひこの機会にお問い合わせください。

過払い金請求は無料相談をご利用ください。

ひとりで悩まず、まずは相談ください。 0120066018 0120068027 0120065039 0120069034 0120067009 0120070146 0120131025 過払い金請求のお問い合わせ