ユアーズの過払い金請求に強い法務事務所
ユアーズは、かつては名古屋を拠点とする準大手の消費者金融業者でした。 2015年3月10日には、本拠地である名古屋支店を閉鎖しており、全国各地に展開していたその他の店舗も、すべて閉鎖されています。 自社ATMはさらに早く2013年5月2日に全て稼働終了していました。
消費者金融業以外の事業で、カプセルホテルとサウナも経営していましたが、そちらの店舗も閉鎖してしまっており、ユアーズ全体での経営状況が極めて不安定になっています。
過払い金については、発生している可能性がかなり高い貸金業者です。 ユアーズは2010年6月18日で、すべての融資(新規・追加・再度)を休止しました。 この日付はグレーゾーン金利の完全撤廃日ですが、このタイミングで融資業務を停止するということはこの日まで、グレーゾーン金利での貸付をしていた可能性が高いということです。
利用者によって状況は違いますが、司法書士や弁護士に確認してもらうのがいいでしょう。 特にユアーズの経営状況は大変不安定なので、過払い金の時効が来なくても倒産によって請求できなくなる可能性がありますので、できるだけ早めに行動するようにしてください。
ユアーズの過払い金請求もくじ(メニュー)
- 1) 過払い金が発生している条件
- 2) 過払い金請求に対する最新の対応状況
- 3) メリットとデメリット
- 4) 手続きの流れと返還されるまでの期間
- 5) 過払い金を計算する方法
- 6) 過払い金請求を自分でやる方法と注意点
- 7) 当事務所がユアーズに強い理由
- 8) 過払い金請求にかかる費用
- 9) ユアーズの会社概要
ユアーズで過払い金が発生している条件
ユアーズで過払い金が発生している条件は2010年6月18日までに借入をしていたことです。 ユアーズはこの日で新規・追加など、すべての融資業務を停止していますが、ユアーズが28.95%利率で貸付をしていたことがわかっています。 これは出資法の上限金利の29.2%よりは低いものですが、それでも利息制限法の上限金利を大幅に超えている法定外金利です。
ユアーズの利用者の方は、上記の日付までこの利率で融資を受けていたため、過払い金が発生している可能性が高いです。 ユアーズが提供していたガクユー、ユーレディース、フリーエースなどのサービスを利用していた方は、司法書士や弁護士に相談して過払い金の有無をチェックしてもらい、過払い金請求することをおすすめします。
ユアーズにはカプセルホテルの関連会社はありますが、こちらも閉業しています。 また、貸金業者・クレジットカード会社などの関連会社はありません。 経営状況が不安定で、いつ倒産して請求できなくなるかわからない貸金業者です。
ユアーズの過払い金請求の最新の対応状況
ユアーズの過払い金請求への対応状況は、一般的な中小の消費者金融の対応レベルと同等となっています。 和解交渉のみで提示される返還率は2割~7割とかなり幅があります。 司法書士や弁護士に依頼するかどうかでも違いますが、自分で交渉した場合は約2割~4割のような、低い返還率を提案されるでしょう。 司法書士や弁護士に依頼すれば、話し合いによるでも4~7割程度まで回収率が上がることがあります。
裁判まで持ち込むと、ユアーズに支払能力がある限りは100%に近い過払い金を回収することができます。 過払い金は法的な義務がある支払いです。 しかし貸金業者に支払能力がないときには、一部が免除されてしまいます。 経営状況が不安定なユアーズですから、倒産する前に早めに司法書士や弁護士などに依頼して過払い金請求をするようにしましょう。
また、倒産しなくても過払い金請求は最後に取引した日から10年経過すると時効が成立してしまって手続きができなくなります。 倒産してしまったり、時効が成立してしまう前に1日でも早く司法書士や弁護士相談することをおすすめします。
返済中・完済している場合のメリットとデメリット
ユアーズでまだ返済している方、すでに完済しているという方もいると思います。 過払い金請求は、返済状況によってメリットとデメリットが異なります。 ここでは、それぞれの状況でユアーズに過払い金請求をするメリット・デメリットを説明します
完済している場合のメリット・デメリット
- メリット
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- 新たな借入をしなくてすむ
- デメリット
- ユアーズから借りられなくなる
。 すでにユアーズでの借入を完済している場合に過払い金請求をするメリットは、払いすぎた利息が現金として自分の手元に戻るという点です。 過払い金が戻ってくることで、何らかの事情でお金が必要になったときもキャッシングなどに頼る必要がなくなります。
デメリットとしては、ユアーズからの借入ができなくなることです。 しかし、ユアーズ自体がそもそも2010年ですべての融資を取りやめているので実質デメリットはありません。 借入を完済している場合は、ユアーズに対して過払い金請求したからといってブラックリストにのることもありませんし、他の貸金業者の借入に影響もありません。
返済中の場合のメリット・デメリット
- メリット
- 借入している借金が減る
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- デメリット
- ユアーズから借りられなくなる
- ブラックリストにのる
ユアーズに返済中で過払い金が発生しているメリットは、過払い金で返済中の借金が減らせることです。 過払い金の額が残っている借金より多ければ、余った過払い金が手元に戻ってきます。
ユアーズやグループ会社から借入ができなくなるというのは、ユアーズ自体がそもそも2010年ですべての融資を取りやめているのでデメリットにはなりません。 しかし、過払い金が残っている借金より少ないと、貸金業者と借金の減額を交渉する任意整理となりブラックリストにのってしまうデメリットがあります。
ブラックリストにのると、ユアーズ以外の貸金業者からも新たな借入ができなくなり、カード作成やローンの審査が通らなくなります。 ブラックリストにのることを避けるには、過払い金の計算を正確におこなうことが重要です。 過払い金の額がわかれば、過払い金で借金を完済させることができるのか判断できるためです。 過払い金の計算は自分でもできますが、複雑で間違えやすいため司法書士や弁護士に依頼することをおすすめします。
ユアーズの手続きの流れと返還されるまでの期間
ユアーズ相手の過払い金請求は、ユアーズに取引履歴の開示請求をすることから始まります。 取引履歴には借入した時の金利、金額、日付や返済した金額や日付が記載されています。 取引履歴が届いたら、記載されているデータをもとに過払い金の引き直し計算をします。 過払い金の額がわかったらユアーズに過払い金請求をして、話し合いによる交渉がはじまります。 話し合いによる交渉で和解できなければ、過払い金の請求の裁判をして、裁判中に継続しておこなわれる話し合いによる交渉で和解をするか、判決で勝訴することで過払い金が返還されます。
ユアーズで過払い金が返還されるまでの期間は、話し合いによる交渉で和解した場合は3ヶ月~半年程度、裁判をした場合では半年~1年はかかります。 ただし、過払い金の返還にかかる期間は利用者の状況、貸金業者の経営状況によって変動します。 ユアーズの場合は特に経営状態の面で不安要素が多いため、過払い金請求をする時期やその金額によって必要になる期間が大幅に変わることが考えられます。
貸金業者が倒産すると、司法書士や弁護士でも過払い金の回収はできません。 ユアーズから過払い金を取り戻したいという方は、早急に司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。
ユアーズでの過払い金を計算する方法
過払い金請求をする際は事前に過払い金を算出する必要があります。
ユアーズは28.95%の高金利で融資をしていたことがわかっているので、これを利息制限法の上限金利に直して計算します。 具体的な計算のやり方ですが、名古屋消費者信用問題研究会という消費者団体がインターネット上で提供している無料計算ソフトとエクセルをつかいます。
使い方はユアーズから取り寄せた取引履歴をもとに金利・借入・返済した年月日とその金額を入力していくだけです。 過払い金の計算は簡単なように感じますが、非常に重要です。 計算を間違えると返ってくる過払い金が少なくなったり、貸金業者に過払い金の請求を断られる可能性があります。 自分で計算する時間が取れない方や不安がある方は、司法書士や弁護士に依頼することをおすすめします。
ユアーズの過払い金請求を自分でやる方法と注意点
過払い金請求は自分でやることができます。
まず、ユアーズに取引履歴の開示請求をします。 ユアーズから取引履歴が送付されたら、そのデータを過払い金の計算用のエクセルソフトに打ち込んでいきます。 過払い金の額がわかったら、ユアーズに過払い金返還請求書と引き直し計算書を送付します。 その後、ユアーズと話し合いによる交渉をおこない、和解した場合は過払い金が返還されます。 ユアーズから提案された和解内容に納得できなかった場合は、過払い金請求の裁判をします。 裁判がはじまったあともユアーズとの話し合いによる交渉は続き、和解をするか判決で勝訴することで過払い金が返還されます。
自分で過払い金請求をするメリットは司法書士や弁護士に支払う費用がかからないことです。 しかし、ユアーズに対する過払い金請求は、一般人ではかなりむずかしい作業であり、一般人が自力で回収できたとしても約2割~4割とかなり低い返還率になる可能性が高いです。 過払い金請求に必要な書類の作成、貸金業者との交渉、裁判をするとなれば裁判所への出廷など手間と時間がかかります。
かかる費用だけでなく、手間と時間、返ってくる過払い金の額などを総合的に考えて、過払い金請求を自分でするか司法書士や弁護士に依頼するかを決めてください。
ユアーズへの過払い金請求で当事務所が強い理由
ユアーズへの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんあります。ユアーズは貸キャッシング、カードローンの大手の業者で、個人相手、司法書士や弁護士相手に交渉を重ねており、支払う過払い金を一円でも少なく、返還日を一日でも遅くするノウハウを持っています。
当事務所はユアーズを相手に多くの交渉実績をもっており、日本を代表するビジネス誌である週刊ダイヤモンドで消費者金融が恐れる司法書士事務所に選ばれるほどの実績をもっています。(※1)これは司法書士法人杉山事務所が毎月10,000件以上のご相談を対応してきた実績や、相談者様の悩みに対して真剣に責任をもって対応してきた結果だと自負しています。(※2)
事務所のある都道府県および、その隣県からもご相談、ご依頼をいただいており、杉山事務所での対応に満足していただいた結果、口コミや、ご紹介によってご依頼いただくケースも多くあります。相談者様の要望にあわせて最適な解決方法を最善のスピードでご提供いたします。ユアーズの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんありますが、その中でもトップクラスのご相談・ご依頼件数をいただいております。
当事務所の対応可能エリア
東京、大阪、福岡、広島、岡山、仙台、札幌の全国に事務所がございます。該当の都道府県、市区町村だけでなく、主たる事務所である東京事務所であれば東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪事務所であれば大阪、和歌山、奈良、兵庫、京都、福岡事務所であれば福岡、熊本、大分、佐賀、山口、広島事務所であれば広島、島根、愛媛、岡山事務所であれば岡山、鳥取、香川、徳島、仙台事務所であれば宮城、福島、山形、秋田、岩手、札幌事務所であれば北海道全域など隣県からもユアーズに対する過払い金請求の相談や依頼をいただいています。
ユアーズの過払い金請求の手続き費用・料金
ユアーズへの過払い金請求は司法書士や弁護士に頼みたいけど、費用が不安という方も多いと思います。 しかし、杉山事務所ではユアーズに請求する場合に費用の心配は要りません。
杉山事務所では相談無料にくわえ過払い金の調査や計算も無料でおこなっています。 調査の結果、過払い金が発生していなければ費用もいただきませんので、費用に関するリスクはなくご相談していただけます。
問い合わせもフリーダイヤルやメールフォームから可能となっており、営業時間であればスムーズに対応させていただきますので、ユアーズを以前に利用していた方は気軽にご相談してください。
着手金 | 過払い金報酬 | ||
---|---|---|---|
過払い金 | 無料 | 過払い金の報酬 | 返還額の 27.5%~(税込) |
相談者様の状況によって費用が変わります。相談者様にとって最適なプランを提案させていただきます。
ユアーズの会社概要
ユアーズは名古屋を拠点とする準大手の消費者金融です。代表取締役は美山志烈氏、消費者金融事業以外ではビジネスカプセルホテルの運営も手掛けています。
ユアーズの沿革をたどると、まず1971年6月に創業。1979年6月に株式会社中日本トラストとして、三重県の四日市市で法人として設立されます。 その後すぐ、1979年7月に本社を名古屋市に移し、1984年12月には自社ビルを設立して移転します。
導入していました。 2010年には、上記の通りすべての融資を休止し、2013年5月2日には、すべての自社ATMの稼働を終了しました。 ATMの稼働や融資業務だけでなく、ユアーズの企業活動自体が、ほとんどすべて終了していると思われます。 公式サイトを見ても、連絡先の電話番号が書かれているだけで、コンテンツは一切ありません。 最新の情報として、2015年3月10日に名古屋支店を閉鎖したことが書かれています。
ユアーズの本社は名古屋にありますから、名古屋の店舗を閉鎖するということは、少なくとも消費者金融業については、経営が立ち行かなくなったと見ていいでしょう。 名古屋市・愛知県以外のエリアでは東海地方で静岡県・三重県・岐阜県、北陸地方で富山県・石川県・福井県・新潟県、それと宮城県で店舗を持っていましたが、これらもすべて名古屋店より前に閉鎖されています。 ユアーズが提供していたキャッシング商品は主に3通りです。まず、インターネットキャッシングとしてフリーエースという商品があり、1万円~50万円という限度額で借入ができました。 最短3時間というスピード融資も可能であり、中小業者としてはかなり即日借入がしやすかったと貸金業者と言えます。 そのほか、女性向けローンのユーレディースや、学生専用ローンのガクユーなどの商品も提供していました。これらもすべて法定外金利で融資されていたので、過払い金請求の対象となります。
ユアーズの関連会社は株式会社ユアーズ カプセル&サウナがあります。名前の通り、カプセルホテルとサウナを経営する会社でしたが、本体のユアーズが傾いたためか、こちらも閉業してしまっています。 このような経営状況ですから、ユアーズは客観的に見て倒産間近と考えられるでしょう。
ただ、会社の公式サイトはありますし、そこに電話での問い合わせ窓口も書かれているため完全に倒産はしていないものと思われます。 また、問い合わせに対応している以上は過払い金請求に対しても最低限は対応する用意があると見られます。
このように、経営が苦しくなっても最低限の対応をする体制を取っていることは評価できます。 しかし、過払い金請求をする側からしたら急がないといけない請求先なのは確かです。 いつ倒産するかわからない貸金業者ですから、ユアーズで過払い金が発生しているかどうか気になる方は、すぐに司法書士や弁護士に相談しましょう。
過払い金請求、債務整理は無料相談をご利用ください。