セゾンファンデックスの過払い金請求に強い法務事務所
セゾンファンデックスはクレディセゾングループのひとつで、正式名称を株式会社セゾンファンデックスといいます。英語表記はSAISON FUNDEX CORPORATIONです。
1984年に設立されたセゾンファンデックスは、カードローンを軸に生活支援や不動産の購入とその運用に向けた融資をおこなっています。生活に密着した部分に寄り添う形で資金提供するというスタイルが特徴の会社で、40歳以上の中高年や60歳~80歳といった高齢層への融資にも応じている会社です。クレディセゾングループということもあり知名度は高く、同グループの他のカードと併用して持つ利用者は多いでしょう。
セゾンファンデックスは株式会社クレディセゾンと証券会社から出資されて設立された会社です。グレーゾーン金利があることでも知られており、今までも多くの利用者が過払い金請求をしています。利用があれば必ず過払い金が発生しているということではありませんが、長く利用している方は過払い金請求できる可能性あります。まずは、自分にセゾンファンデックスでの過払い金が発生しているか司法書士や弁護士に依頼して調べてもらいましょう。
セゾンファンデックスの過払い金請求もくじ(メニュー)
- 1) 過払い金が発生している条件
- 2) 過払い金請求に対する最新の対応状況
- 3) メリットとデメリット
- 4) 手続きの流れと返還されるまでの期間
- 5) 過払い金を計算する方法
- 6) 過払い金請求を自分でやる方法と注意点
- 7) 当事務所がセゾンファンデックスに強い理由
- 8) 過払い金請求にかかる費用
- 9) セゾンファンデックスの会社概要
セゾンファンデックスで過払い金が発生している条件
セゾンファンデックスは株式会社クレディセゾンと証券会社の出資によって1984年に設立されています。その後社名変更や合併などを経て、1991年からカードローンを発行し融資事業を開始しました。以降、住宅ローンの取り扱いやカードローン「VIPローンカード」を主力として集約して現在に至っています。
2007年以前のセゾンファンデックスは20%を超える金利で貸付をおこなっている時期があります。しかし、それ以降は法定金利に沿った金利となっています。このことから2007年以前にセゾンファンデックスを利用していた方は、過払い金が発生している可能性があります。
過払い金が発生している可能性があるかどうかは、利用していた時期が関係してきます。しかし、実際に過払い金請求できるかどうかはしっかり計算してみないとわかりません。自分で判断できなくても司法書士や弁護士の無料相談を利用すれば調べることは可能です。思い当たる方はまず相談してください。
セゾンファンデックスの過払い金請求の最新の対応状況
セゾンファンデックスの過払い金対応状況はどのようになっているのでしょうか。貸金業者によってはなかなか請求に応じてくれないケースもありますが、セゾンファンデックスは他社と比較すると過払い金請求には柔軟性のある会社となっています。返還率に関しては、返還率は80%~90%といったところです。返還率は貸金業者や利用者の状況によっても変わります。セゾンファンデックスはクレディセゾン系列ということもあり、対応には真摯な姿勢が見られます。そのため、最終的には比較的高い返還率が期待できると考えていいでしょう。
セゾンファンデックスに過払い金請求をするうえで注意したいのは時効です。特に2007年前後で利用のある方はできるだけ早めに過払い金があるかどうかを調べてみましょう。過払い金は最後に取引した日から10年で時効が成立します。心当たりのある方は一刻も早く司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。
返済中・完済している場合のメリットとデメリット
セゾンファンデックスに過払い金請求をするにはメリット・デメリットがあります。完済している場合と返済中の場合では影響するものも違ってくるのであらかじめ知っておきましょう。
完済している場合のメリット・デメリット
- メリット
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- 新たな借入をしなくてすむ
- デメリット
- セゾンファンデックスから借りられなくなる
完済している場合は払い過ぎていたものを取り戻せることが大きなメリットです。実際に利息を計算し直してみると予想以上の額になる人もいます。何か出費を予定しているものがあれば、それに充当できるだけの過払い金が見込めるかもしれません。過払い金が戻ってくることで生活に余裕も生まれるでしょう。
デメリットとしては、セゾンファンデックスで今後借入ができなくなるということです。しかし、セゾンファンデックス以外であれば問題なく利用できるので大きなデメリットにはならないでしょう。
返済中の場合のメリット・デメリット
- メリット
- 借入している借金が減る
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- デメリット
- セゾンファンデックスから借りられなくなる
- ブラックリストにのる
まだ返済中の利用がある人も、セゾンファンデックスに過払金請求をする前にどんなメリット・デメリットがあるか知っておく必要があります。実際にどのような影響があるかあらかじめ考えておいてください。まだ返済中なら発生した過払い金で残っている借金の返済に充当することができるので、その分だけ借金が減らせるメリットあります。大きな額が返還される場合は完済したうえで余った過払い金が手元に戻ってくる可能性もあります。
一方、デメリットとして考えられるのはセゾンファンデックスのカードが利用できなくなります。過払い金を残っている借金に充当しても借金が残ってしまった場合は、貸金業者と借金の減額の交渉をする任意整理となりブラックリストにのってしまいます。ブラックリストにのるとセゾンファンデックス以外からの貸金業者でも新たな借入や、カード作成、ローンの審査が通らなくなります。
ブラックリストにのることを避けたい場合は、正確な過払い金を計算しましょう。過払い金の計算は自分でもできますが、複雑で間違えやすいため司法書士や弁護士に依頼することをおすすめします。
セゾンファンデックスの手続きの流れと返還されるまでの期間
セゾンファンデックスに過払い金請求をする際は、過払い金請求の実績がある司法書士や弁護士に依頼する方が多いです。しかし、初めての人にとってどのような手続きを踏んだらいいのか分からないことは多いでしょう。そこで、過払い金請求の流れやかかる期間について説明してします。
まず司法書士や弁護士に相談してください。通常は飛び込みですぐに相談できるという事務所はなかなかありませんので、電話やメールでの予約をしましょう。電話をする際は過払い金請求の相談であることを伝え、持参したほうがよい書類を聞いておくと当日はスムーズに話が進みます。
相談してみて過払い金が発生している可能性があると判断できたら、次は委任契約を締結します。これは依頼者に代わって過払い金請求をおこなうという契約です。相談してすぐに契約してもいいように印鑑を持参するといいでしょう。法律事務所と委任契約が成立したら、あとは司法書士や弁護士に任せておけば大丈夫です。ただし、依頼者でなければ分からないことは確認を求められるので、その際は速やかに対応してください。特に時効が迫っている過払い金請求の場合はいかに迅速に進めるかがポイントになります。
委任契約のあと、司法書士や弁護士はセゾンファンデックスに対して「受任通知」を送ります。依頼者の代理で過払い金請求をおこなうということを伝える通知です。そして、同じタイミングで取引履歴の請求をします。セゾンファンデックスから依頼者との取引履歴が送られてきたら、利息制限法を基に利息の引き直し計算がおこなわれます。ここで初めて正確な過払い金の額が分かります。利息制限法とは金利の基準を定めたもので、これより上回っている部分が過払い金として請求できます。
過払い金の額が明確になったら、今度は過払い金の返還を要求します。これが過払い金請求です。通常の交渉で返還に応じてくれれば問題はありませんが、なかなか応じてくれない場合もあります。もしくは減額での和解を求めてくることも少なくはありません。交渉が決裂してしまうときには過払い金請求の裁判をすることになります。過払い金請求をしてから実際にセゾンファンデックスが返還に応じてくるまでの期間は、ケースによって分かれます。早い場合には1ヶ月~2ヶ月程度で応じてくることもありますが、過払い金請求が返還される平均的な期間は半年前後です。時間がかかるケースでは8ヶ月という貸金業者もありますが、セゾンファンデックスの場合は2ヶ月~3ヶ月から長くて半年程度となっています。
委任契約後1日~2日でセゾンファンデックスに向けて受任通知と取引履歴の請求を発送することは可能です。ただし、依頼者に書類の不備があったり決断に時間がかかったりすればそれだけ対応も遅れ、返還される期間に影響することが考えられます。過払い金請求には時効があります。請求をするかどうかの決断は早めにしましょう。
セゾンファンデックスでの過払い金を計算する方法
セゾンファンデックスに過払い金請求をするには過払い金を計算することが必要です。過払い金がどれくらいあるかは利息制限法に基づいて引き直し計算をすれば求めることができます。利息制限法では法定金利が定められています。10万円未満は20%以下、10万円以上~100万円未満は18%以下、そして100万円以上は15%以下です。利息制限法で決められている金利は法定金利といわれています。
取引履歴にある実際の金利と、この利息制限法に沿った法定金利で計算した数字の差額が過払い金です。つまり、その金額をセゾンファンデックスに請求することになります。罰せられるギリギリのラインまで引き上げられた金利はグレーゾーン金利といわれています。このグレーゾーン金利が多かった頃に利用があれば、かなりの差額が出ることも考えられます。
実際に計算する場合は、インターネット上で公開されている無料計算ソフトとエクセルをつかいます。エクセルがつかえるパソコンであればダウンロードすることで過払い金の計算ができます。「過払い金計算表」には利用した年月日や借入の額と返済額を、それぞれの場所に入力します。これで簡単に過払い金を算出することが可能です。 自分で計算する時間がとれない方は、過払い金の調査や計算を無料でおこなう司法書士や弁護士事務所がありますので依頼しましょう。
セゾンファンデックスの過払い金請求を自分でやる方法と注意点
セゾンファンデックスに自分で過払い金請求することもできます。自分でする場合の手順を説明します。まずセゾンファンデックスに取引履歴を請求します。取引履歴が送られてきたら自分で利息の引き直し計算をしましょう。過払い金の算出ができたら、セゾンファンデックスに郵送で過払い金返還請求書を送付します。ここで注意したいのが郵送の方法です。内容証明郵便で内容を明確にして送りましょう。これは確実に先方が受け取るための手段で、書式に沿って書けば問題なく郵便局で受理されます。
セゾンファンデックスに過払い金返還請求書が届いたら、連絡があり話し合いによる交渉をします。セゾンファンデックスに提案された内容に納得できれば、和解をして、和解内容にそった期限に過払い金が返還されます。話し合いによる交渉で和解できなければ、過払い金請求の裁判をします。裁判をしている間もセゾンファンデックスとの話し合いによる交渉は続き、和解をするか判決で勝訴がでることによって過払い金が返還されます。
ただし、自分で過払い金請求するにはデメリット・メリットがあることをあらかじめ知っておく必要があります。自分で過払い金請求をすると、返ってくる過払い金が少なくなる可能性があります。貸金業者は過払い金請求を何度もされているため交渉になれています。法律に従事している人でないと交渉がむずかしいかもしれません。また、書類の準備には時間がかかりますし。裁判へ発展した場合は平日に裁判所へ出頭する必要があります。
それに対してメリットは、司法書士や弁護士に支払う費用が発生しないことです。しかし、返ってくる過払い金が少なければ費用を抑えたところで意味がありません。司法書士や弁護士に依頼すれば書類作成などの手間を省くこともできるので、時間的メリットもあります。費用だけでなく、返ってくる過払い金や、かかる手間と時間など総合的に考えて自分でするのか、司法書士や弁護士に依頼するのかを決めてください。
セゾンファンデックスへの過払い金請求で当事務所が強い理由
セゾンファンデックスへの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんあります。セゾンファンデックスは貸キャッシング、カードローンの大手の業者で、個人相手、司法書士や弁護士相手に交渉を重ねており、支払う過払い金を一円でも少なく、返還日を一日でも遅くするノウハウを持っています。
当事務所はセゾンファンデックスを相手に多くの交渉実績をもっており、日本を代表するビジネス誌である週刊ダイヤモンドで消費者金融が恐れる司法書士に選ばれるほどの実績をもっています。(※1)これは司法書士法人杉山事務所が毎月10,000件以上のご相談を対応してきた実績や、相談者様の悩みに対して真剣に責任をもって対応してきた結果だと自負しています。(※2)
事務所のある都道府県および、その隣県からもご相談、ご依頼をいただいており、杉山事務所での対応に満足していただいた結果、口コミや、ご紹介によってご依頼いただくケースも多くあります。相談者様の要望にあわせて最適な解決方法を最善のスピードでご提供いたします。セゾンファンデックスの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんありますが、その中でもトップクラスのご相談・ご依頼件数をいただいております。
当事務所の対応可能エリア
東京、大阪、福岡、広島、岡山、札幌の全国に事務所がございます。該当の都道府県、市区町村だけでなく、主たる事務所である東京事務所であれば東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪事務所であれば大阪、和歌山、奈良、兵庫、京都、福岡事務所であれば福岡、熊本、大分、佐賀、山口、広島事務所であれば広島、島根、愛媛、岡山事務所であれば岡山、鳥取、香川、徳島、札幌事務所であれば北海道全域など隣県からもセゾンファンデックスに対する過払い金請求の相談や依頼をいただいています。
セゾンファンデックスの過払い金請求の手続き費用・料金
セゾンファンデックスに過払い金請求する場合、相談が無料で、費用の負担に不安を抱えている方でも安心して過払い金請求をおこうことができます。過払い金は貸金業者から取引履歴を取り寄せて計算してみないと正確な額を出すことができません。そのため、万が一請求できる過払い金が発生しなかった場合には依頼者にとって無駄な出費に終わることも考えられます。しかし、過払い金が出なかった際の費用はかかりません。フリーダイヤルからでもお問い合わせフォームからでも相談可能になっています。また、営業時間中であれば、すぐに悩みを解決するための体制も整っています。
着手金 | 過払い金報酬 | ||
---|---|---|---|
過払い金 | 無料 | 過払い金の報酬 | 返還額の 27.5%~(税込) |
相談者様の状況によって費用が変わります。相談者様にとって最適なプランを提案させていただきます。
セゾンファンデックスの会社概要
株式会社セゾンファンデックスとは、東京都豊島区東池袋3丁目1番1号 サンシャイン6053階に本社を持つ会社です。1984年2月1日に設立されており、英語ではSAISON FUNDEX CORPORATIONと表記されます。資本金は45億9万8,000円で、代表取締役社長は青山照久氏です。また、大阪府大阪市淀川区西中島五丁目9番8号 新大阪DTKビル8階に大阪支社があります。
事業内容は個人と法人、事業者向けの融資事業のほかに、不動産金融事業そして信用保証事業をおこなっています。日本貸金業協会、株式会社日本信用情報機構、一般社団法人日本クレジット協会に加盟しており、主要取引金融機関はみずほ銀行と三菱東京UFJ銀行です。
融資事業では総合ブランドとして「セゾンファンデックス ローン百選」を展開しており、カードローンや不動産担保ローン、生活支援ローンなどでさまざまな年齢層の顧客を獲得しています。中高年や高齢者向けの融資にも力を入れており、老後を考える新しい顧客の開発に尽力している事業です。不動産金融事業は、通常は融資対象にならない不動産への資金提供することで物件の提供に幅広く関わるなど、目線を変えた融資に力を入れる傾向が見られます。アパート経営やマンション経営などに向けた融資もおこなっており、中高年の老後準備としての住み替えと資産運用の後押しを担っています。豊富な経験やノウハウを生かした信用保証事業は、さまざまな金融機関との提携を図っている事業です。
セゾンファンデックスのグループ企業は「クレジットサービス事業」と「不動産関連事業」、そして「エンターテイメント事業」の主に3つに分かれています。「クレジットサービス事業」には静銀セゾンカード株式会社と高島屋クレジット株式会社、そして株式会社セブンCSカードサービスにりそなカード株式会社などがあります。このほか、大和ハウスフィナンシャル株式会社と出光クレジット株式会社もセゾンファンデックスグループです。また「クレジットサービス事業」の中には株式会社セゾンパーソナルプラスのような人材派遣業もあります。そのほか、クレジットカードに関連した業務でクレジットカードプロセシング受託事業やシステム構築に運用などを行う業務もそれぞれがグループ会社として独立しています。加盟店事業に関わる業務などもグループ会社です。「不動産関連事業」としては株式会社アトリウムがあります。そして「エンタテインメント事業」には2社が存在しています。株式会社コンチェルトはアミューズメント運営の一方、不動産賃貸事業も行う会社です。入場券やチケットの販売を行う株式会社イープラスもあります。
このほかにも「関西アーバン銀行 アーバンフリーローン『不動産担保型』」もセゾンファンデックスのグループ企業です。2016年3月決済の報告書によれば、株式会社セゾンファンデックスの負債及び総資産の合計額は2015年でおよそ35億円というマイナス計上がされています。純利益に関しては若干の黒字になってはいるものの、良いとはいいにくい状況でしょう。グループ会社全体で見れば前年度比はわずかながら黒字に転じているものは見られますが、クレジットカード事業としては厳しい経営状況といえるかもしれません。
過払い金請求、債務整理は無料相談をご利用ください。