シティックスカードの過払い金請求に強い法務事務所
シティックスカードは九州を本拠地とするクレジットカード会社で、CTXカードというブランド名でクレジットカードを発行しています。貸金業法改正前にはグレーゾーン金利で融資していた時期があり、その時期の借入については、過払い金請求の対象となります。
シティックスカードの過払い金請求への対応は比較的良いといわれています。シティックスカードへの過払い金請求の特徴として、2007年4月に日専連鹿児島からキャッシング部門・クレジットカード部門を買収しているという点があります。日専連鹿児島のクレジットカードでも過払い金は発生していましたが、そのうちの一部はこの買収によって請求先がシティックスカードになっている可能性があります。
こうした点も含めて、シティックスカードを過去に利用していた方は、過払い金を請求できるか司法書士や弁護士に相談して確認してもらうのがいいでしょう。
シティックスカードの過払い金請求もくじ(メニュー)
- 1) 過払い金が発生している条件
- 2) 過払い金請求に対する最新の対応状況
- 3) メリットとデメリット
- 4) 手続きの流れと返還されるまでの期間
- 5) 過払い金を計算する方法
- 6) 過払い金請求を自分でやる方法と注意点
- 7) 当事務所がシティックスカードに強い理由
- 8) 過払い金請求にかかる費用
- 9) シティックスカードの会社概要
シティックスカードで過払い金が発生している条件
シティックスカードで過払い金が発生している条件は、2007年6月頃までに利息制限法の上限金利を超える金利で借入をしていたということです。シティックスカード株式会社は創業時から消費者金融・事業者金融などの貸金業を手掛けており、2007年6月頃まではシティックスカードも含めて、多くの貸金業者がグレーゾーン金利での貸付をしていました。
シティックスカードは2006年の貸金業法改正前は、利息制限法の上限金利を超える法定外金利で融資をしていたことがわかっており、ほとんどの貸金業者が金利引き下げをした2007年半ば頃には、シティックスカードもグレーゾーン金利を撤廃していたと見てよいでしょう。
シティックスカードの関連会社には日専連鹿児島があります。2007年にここからクレジットカード・キャッシングの事業をシティックスカードが買収していますが、これによって日専連鹿児島に対する過払い金請求が、一部シティックスカードに移行している可能性があります。こうした点も含めて、自分がシティックスカードに過払い金請求をできるかどうか、司法書士や弁護士に調べてもらいましょう。
シティックスカードの過払い金請求の最新の対応状況
シティックスカードの過払い金請求への対応状況は、かなり良いと評価されています。返還割合については、8割~10割となっています。過払い金に利息を付けて回収したい場合は裁判になる可能性があります。過払い金の返還割合は話し合いで和解するか、裁判をするかによってもかわりますし、過払い金請求を自分でするか司法書士や弁護士に依頼するかによってもかわります。
シティックスカードの過払い金請求への対応は良いですが、いつまででもできるわけではありません。過払い金請求は最後に取引した日から10年経過すると時効が成立して手続きできなくなります。また、時効以外でも過払い金を請求する貸金業者が倒産すると過払い金請求はできなくなります。シティックスカードの倒産のリスクは経営状態の安定性からかなり小さいと想定できますが、時効の成立に関しては誰にでも起こりえるため、過去に借入をしたことがある方は早めに司法書士や弁護士などに相談することをおすすめします。
返済中・完済している場合のメリットとデメリット
シティックスカードに対して過払い金請求をする方には、借金を返済中という方もいれば、完済している方もいるでしょう。過払い金請求にはメリットだけでなくデメリットもありますので、状況別に説明します。
完済している場合のメリット・デメリット
- メリット
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- 新たな借入をしなくてすむ
- デメリット
- シティックスカードから借りられなくなる
シティックスカードからの借入を完済した状態で過払い金請求をすると、払いすぎた利息が自分の手元に返ってくるメリットがあります。過払い金請求によってまとまった金額が返還されることで、金銭的に不安を抱えていてもキャッシングなどの新たな融資に頼る必要がなくなります。
デメリットはシティックスカードから借入ができなくなります。しかし、他の貸金業者であれば利用できるので大きなデメリットとはなりません。
返済中の場合のメリット・デメリット
- メリット
- 借入している借金が減る
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- デメリット
- シティックスカードから借りられなくなる
- ブラックリストにのる
シティックスカードで返済中の場合は、発生した過払い金で残っている借金を減らすことができます。自分の手元に戻る過払い金はないわけですが、借金が少なくなるのはメリットです。また、残っている借金よりも過払い金が多ければ、借金を完済できるうえに余った過払い金が自分の手元に戻ってきます。
デメリットとしてはシティックスカードから借入ができなくなります。また、過払い金が残っている借金よりも少なかった場合は、貸金業者と借金の減額を交渉する任意整理となりブラックリストにのります。ブラックリストにのると、約5年間はシティックスカード以外の貸金業者からも借入やカード作成、ローンの審査が通らなくなります。ブラックリストをのることを避けるには、事前に正確な過払い金を計算して借金を過払い金で完済できるかを確認することが重要です。過払い金の計算は自分でもできますが、複雑で間違えやすいため司法書士や弁護士に依頼することをおすすめします。杉山事務所では過払い金の調査や計算を無料でおこなっていますので、気軽にお問い合わせください。
シティックスカードの手続きの流れと返還されるまでの期間
シティックスカードに対する過払い金請求の手続きの流れは、まずシティックスカードから取引履歴を取り寄せます。取引履歴が届いたら、記載されている借入した時の金利や金額や日付、返済した時の金額や日付をもとに過払い金の引き直し計算をして金額を算出します。金額がわかったらシティックスカードに対して過払い金請求して、話し合いによる交渉をします。シティックスカードから提案された和解内容に納得できれば和解をして、和解内容に応じた期限でシティックスカードから過払い金が返金されます。和解内容に納得できなかった場合には裁判をすることになります。裁判をしているあいだもシティックスカードとの話し合いによる交渉は続き、話し合いで和解をするか、判決で勝訴することで過払い金が返還されます。
シティックスカードで過払い金が返還されるまでの期間については、取引履歴の取り寄せにかかる期間が2週間その先の和解交渉の期間は、大体2ヶ月~4ヶ月となっています。裁判をした場合は4ヶ月~半年以上といわれています。過払い金請求にかかる期間は司法書士や弁護士に相談すれば目安となる期間を教えてくれるでしょう。過払い金請求の実績が豊富な司法書士や弁護士であれば、過去の事例が蓄積されていることから大体期間や返還割合の予想が的確にできます。状況を正確にシミュレーションできるだけでも過払い金請求にかかるストレスは大幅に減ります。ですから、シティックスカードに過払い金請求をする場合は、まず司法書士や弁護士に相談してください。
シティックスカードでの過払い金を計算する方法
シティックスカードに過払い金請求には、過払い金の引き直しが必要です。過払い金の引き直し計算はインターネット上で公開されている無料計算ソフトとエクセルをつかって、取引履歴に記載されている借入した時の金利や金額や日付、返済した金額や日付を入力するだけです。エクセルソフトは名古屋式と呼ばれている名古屋消費者信用問題研究会のソフトを利用するのがいいでしょう。無償配布されているのでお金もかかりません。
そもそも引き直し計算は利息制限法の上限金利を超えたグレーゾーン金利を、利息制限法の上限金利に直して計算するというものです。計算の仕組み自体は簡単ですが、過払い金の計算は自分ですると間違える可能性があるので、司法書士や弁護士に相談したほうがいいでしょう。杉山事務所では過払い金の調査や計算を無料でおこなっていますので、気軽にお問い合わせください。
シティックスカードの過払い金請求を自分でやる方法と注意点
シティックスカードへの過払い金請求も自分ですることは可能です。まずは、シティックスカードから取引履歴を取り寄せます。その後、届いた取引履歴に記載されている借入した時の金利や金額や日付、返済した金額や日付をもとに過払い金の引き直し計算をします。過払い金の計算については「過払い金の引き直し計算を自分で簡単にする方法」にて詳しく説明していますので参考にしてください。
シティックスカードに借金を返済中で過払い金が発生していた場合、ゼロ和解の提案をされる可能性があります。ゼロ和解とは、残っている借金をゼロ円にするので過払い金請求するのをやめてくださいという提案です。残っている借金がすぐにゼロ円になって良い条件に思えますが、ゼロ和解を提案される場合、過払い金が多く発生している可能性があります。ゼロ和解を受けるのではなく、まずは過払い金の計算をしてください。
過払い金の額がわかったらシティックスカードに過払い金返還請求書を送付します。その後、シティックスカードから連絡があり、話し合いによる和解交渉をします。シティックスカードから提案された過払い金の額や、支払い方法、期限に納得できれば和解をして、和解内容に応じた期限に過払い金が返還されます。話し合いによる交渉で納得できなければ、過払い金請求の裁判をします。裁判をしているあいだもシティックスカードとの話し合いによる交渉は続き、話し合いで和解をするか、判決で勝訴することで過払い金が返還されます。
シティックスカードに対して自分で過払い金請求をすることで司法書士や弁護士に支払う費用がかからないメリットがありますが、デメリットもあります。まず取引履歴の開示請求の段階から書類作成に手間と時間がかかります。過払い金の引き直し計算に関しても、間違えると返ってくる過払い金が少なくなったり、シティックスカードに過払い金請求を断られる可能性があります。いくらシティックスカードの対応がよかったとしても間違った過払い金を請求してしまったら、良い対応は望めませんし、時間も無駄にかかってしまいます。正しく過払い金を把握して請求するためにも、やはり最初から司法書士や弁護士に相談するのが無難です。
シティックスカードへの過払い金請求で当事務所が強い理由
シティックスカードへの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんあります。シティックスカードは貸キャッシング、カードローンの大手の業者で、個人相手、司法書士や弁護士相手に交渉を重ねており、支払う過払い金を一円でも少なく、返還日を一日でも遅くするノウハウを持っています。
当事務所はシティックスカードを相手に多くの交渉実績をもっており、日本を代表するビジネス誌である週刊ダイヤモンドで消費者金融が恐れる司法書士事務所に選ばれるほどの実績をもっています。(※1)これは司法書士法人杉山事務所が毎月10,000件以上のご相談を対応してきた実績や、相談者様の悩みに対して真剣に責任をもって対応してきた結果だと自負しています。(※2)
事務所のある都道府県および、その隣県からもご相談、ご依頼をいただいており、杉山事務所での対応に満足していただいた結果、口コミや、ご紹介によってご依頼いただくケースも多くあります。相談者様の要望にあわせて最適な解決方法を最善のスピードでご提供いたします。シティックスカードの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんありますが、その中でもトップクラスのご相談・ご依頼件数をいただいております。
当事務所の対応可能エリア
東京、大阪、福岡、広島、岡山、札幌の全国に事務所がございます。該当の都道府県、市区町村だけでなく、主たる事務所である東京事務所であれば東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪事務所であれば大阪、和歌山、奈良、兵庫、京都、福岡事務所であれば福岡、熊本、大分、佐賀、山口、広島事務所であれば広島、島根、愛媛、岡山事務所であれば岡山、鳥取、香川、徳島、札幌事務所であれば北海道全域など隣県からもシティックスカードに対する過払い金請求の相談や依頼をいただいています。
シティックスカードの過払い金請求の手続き費用・料金
シティックスカードに過払い金請求をする方のなかには、司法書士や弁護士に依頼したいけど費用が心配という方もいるでしょう。しかし、過払い金請求の費用については心配不要です。
相談料はたくさんの司法書士や弁護士事務所が無料としていますし、過払い金が実際に発生したときだけ費用が発生する事務所もあります。また過払い金の調査や計算を無料でおこなったり、利用者には一切のリスクがなく、費用は返ってきた過払い金で支払う形式の事務所も多くあります。フリーダイヤルやメールフォームなどで問い合わせも無料ででき、営業時間内なら迅速に対応してくれます。
着手金 | 過払い金報酬 | ||
---|---|---|---|
過払い金 | 無料 | 過払い金の報酬 | 返還額の 27.5%~(税込) |
相談者様の状況によって費用が変わります。相談者様にとって最適なプランを提案させていただきます。
シティックスカードの会社概要
シティックスカードとは、主に九州地方を地盤とするクレジットカード会社です。正式名称はシティックスカード株式会社で上場はしていません。代表者は、代表取締役社長の明永基信氏で、クレジットカード事業以外でも金融業全般を手掛けています。
グループ会社は、主要株主として日専連福岡やダイヤモンド印刷、それからふくぎん保証福岡コンピューターサービスなどがあります。金融機関では西日本シティ銀行や福岡中央銀行、福岡銀行などが主要株主です。これらの金融機関も銀行カードローンや目的ローンを提供していますが、シティックスカードへの過払い金請求で社内ブラックになると、これらの銀行での借入審査にも通りにくくなるので、その点は意識しておきましょう。もちろん、ほかの銀行から借入をすればいいだけなので特に大きな問題ではありません。
シティックスカードの経営状況は安定しています。資本金は2億円で相当な資金を持っていますし、2007年4月には日専連鹿児島から30億円でキャッシング・クレジットカード部門を買収しています。このような事業買収が起こるときは売る側の事業は行き詰まっています。一方買う側は買うだけのお金があるだけではなく行き詰まっている事業を建て直すだけの力もあるということです。2007年の出来事ではありますが、30億円という金額の大きさや日専連という社会的信用の大きい組織からの買収ということを考えてもシティックスカードには相当な地力があると見ていいでしょう。 このように、経営基盤については安心できるシティックスカードですが、過払い金請求には消滅時効があります。期限到来前に請求をしなければ、過払い金の返還もしてもらえなくなりますので早めに司法書士事務所などに相談するようにしてください。
シティックスカードの主要業務はクレジットカードの発行ですが、カードのブランド名をCTXカードと言います。選択できる国際ブランドはVISA・Master Card・JCBで、国内ブランドでDCをつけることも可能です。DCを付けられるのはVISA・MasterのどちらかのみでJCBには付けられません。キャッシング事業では、ローンカードのStepを提供しています。個人向け融資専用のカードローンで、20歳以上から65歳未満であれば申し込めるサービスになっています。提携ATMは全国各地に約4万台あり、九州地方の貸金業者のサービスではありますが全国で便利につかえるようになっています。
シティックスカードは、個人事業主や自営業の方向けに、ローンカードオーナーズStepという商品も提供しています。事業用のため、通常のカードローンでは借入できない事業性資金に対応しているのはもちろん、限度額も最大300万円とかなりの高額借入が可能になっています。ビジネスローンでありながらクレジットカードなどのキャッシングと同じように、カードで繰り返し借入・返済ができるという利便性も特徴です。そのほか、シティックスカードはフリーローン教育ローンJCBギフト券の発行など、多くの金融関連の事業を手掛けています。シティックスカードに対して過払い金請求をすると、これらのサービスはすべて利用できなくなりますが、九州地方の方でも特にシティックスカードのような地元企業にこだわらなくても問題はないでしょう。もっと低金利で便利なクレジットカードやサービスが、全国区のカード会社や消費者金融で提供されているので、そちらを利用するのもひとつの方法です。
過払い金請求、債務整理は無料相談をご利用ください。