三井住友VISAカードの過払い金請求に強い法務事務所
三井住友VISAカードで有名な三井住友カードは、日本でも特に規模の大きいクレジット会社です。日本で初めてVISAカードを発行した会社であり、世界で見ても、アメリカ以外の企業では2番目にVISAと提携した会社となっています。
そのように歴史が長く社会的な信用が大きいカード会社なので、過払い金についても早期に対策を打っています。過払い金の発生自体が他のクレジット会社と比較すると少ないですが、2005年まではグレーゾーン金利で貸付けをおこなっていたので、過払い金が発生している可能性があります。
三井住友VISAカードの過払い金請求もくじ(メニュー)
- 1) 過払い金が発生している条件
- 2) 過払い金請求に対する最新の対応状況
- 3) メリットとデメリット
- 4) 手続きの流れと返還されるまでの期間
- 5) 過払い金を計算する方法
- 6) 過払い金請求を自分でやる方法と注意点
- 7) 当事務所が三井住友VISAカードに強い理由
- 8) 過払い金請求にかかる費用
- 9) 三井住友VISAカードの会社概要
三井住友VISAカードで過払い金が発生している条件
三井住友カードは、日本でもっとも早くVISAカードを発行した歴史があり、日本のクレジットカード会社のリードカンパニーのひとつとなっています。日本のクレジットカード会社の中で、過払い金請求が少ない部類ですが、2005年までは三井住友VISAカードのキャッシングで27.8%以上のグレーゾーン金利で貸付けをおこなっていました。
三井住友VISAカードの過払い金請求の対象は、2005年以前にグレーゾーン金利で借入れをしていた方です。この期間に取引をしていた方は、ご自身に過払い金が発生していないか確認してください。司法書士や弁護士に依頼すれば、どのくらいの過払い金が発生しているか調査してもらうことも可能です。
三井住友VISAカードの過払い金請求の最新の対応状況
三井住友VISAカードで過払い金請求をしたときの返還率は、和解交渉のみだと60~80%、裁判だと70~90%以上という対応状況になっています。最終的に三井住友VISAカードでの過払い金請求の返還率がいくらになるかは利用者によって異なります。
まずは一度司法書士や弁護士などに相談して確認してもらってください。三井住友VISAカードについては、倒産のおそれはありませんが、完済から10年という過払い金請求の時効がありますので注意してください。
返済中・完済している場合のメリットとデメリット
三井住友VISAカードの過払い金請求をする場合、返済中という利用者の方もいれば、完済しているという方もいるでしょう。それぞれの段階で三井住友VISAカードの過払い金請求をすることのメリット・デメリットを説明します。
完済している場合のメリット・デメリット
- メリット
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- 新たな借入をしなくてすむ
- デメリット
- 三井住友VISAカードから借りられなくなる
すでに完済している場合は、払いすぎた利息が戻ってくるというメリットがあります。支払いすぎた利息を取り戻せるため、現在借入れをしようと思っている方は、新たな借金をせずに済む可能性があります。
デメリットは、今後は三井住友VISAカードからの借入れやカードを使用できなくなるという点です。今後借入れをしない方や、カードを使用しない方であれば、大したデメリットではありません。
返済中の場合のメリット・デメリット
- メリット
- 借入している借金が減る
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- デメリット
- 三井住友VISAカードから借りられなくなる
- ブラックリストにのる
返済中に過払い金請求をする場合は、現在の借金残高が減るというメリットがあります。借金より過払い金が多い場合は、その差額が現金として戻ってきます。デメリットとしては、新たな借入れや三井住友VISAカードを使用できなくなります。
それ以上に気を付けなければならないデメリットがあります。それは、返済中に過払い金請求をして取り戻した過払い金で借金をゼロにできなかった場合、ブラックリストにのってしまうことです。この場合は借金の減額を交渉する任意整理という手続きになるので、ブラックリストにのってしまいます。
ブラックリストにのりたくない方は、借金を完済してから過払い金請求をするか、過払い金が借金より多いことを確認してからおこなってください。司法書士や弁護士に過払い金の計算を依頼することで、正確な返還額を知ることができます。
三井住友VISAカードの手続きの流れと返還されるまでの期間
三井住友VISAカードの過払い金請求の手続きの流れは、取引履歴の取り寄せから始まります。取引履歴とは過去の三井住友VISAカードからの借入額や金利、返済の記録です。開示請求の書類を送り、三井住友VISAカードから取引履歴が送られてきたら、それを元に過払い金の引き直し計算をします。
過払い金の計算は、インターネット上で公開されている無料計算ソフトとエクセルを使っておこなってください。名古屋消費者信用問題研究会というクレジット・サラ金問題に取り組む団体が作成した過払い金計算表という無料でつかえるソフトがあり、それをつかえば簡単かつ正確に過払い金の金額が出せます。
三井住友VISAカードで発生している過払い金の金額がわかったら、三井住友VISAカードに内容証明郵便で過払い金返還請求書を送ります。三井住友VISAカードが受け取ったら、返還額などの和解案を提案してくるので交渉します。和解交渉で納得がいけば合意します。納得がいかなければ、裁判で解決することになります。裁判で解決する場合は、自分で必要な書類の準備をして裁判所にも行かなければならないので、時間や手間がかかります。
三井住友VISAカードに過払い金請求をして、払いすぎた利息が戻ってくるまでの期間は、和解交渉なら3カ月以上、裁判なら6カ月以上というのが、ひとつの目安になります。最終的にどのくらいの期間が必要になるかは、利用者の状況によって異なります。いつから三井住友VISAカードで借りていたかはもちろん、過払い金の総額がいくらなのか、今も返済中か、それとも完済しているかなどの点によって期間は変動します。
三井住友VISAカードの過払い金請求を、司法書士・弁護士などの専門家に依頼すれば、取引履歴の取り寄せから過払い金を取り戻すまで代行してもらえます。時間や手間をかけずに過払い金請求をしたい方におすすめです。
三井住友VISAカードでの過払い金を計算する方法
三井住友VISAカードに対して過払い金請求をするときの過払い金の金額は、グレーゾーン金利を利息制限法の上限金利で計算しなおす引き直し計算でだすことができます。引き直し計算は、無料でつかえるエクセルソフトを使います。名古屋消費者信用問題研究会などによって提供されている、過払い金計算専用のソフトを使用して計算してください。
過払い金計算のエクセルソフトの使い方は、取引履歴をもとに借金をした年月日と金利、借入れや返済の金額を入力するだけです。引き直し計算で過払い金の返還額が決まるので、入力ミスなどがないように正確におこなってください。途中で追加の借入れをしている場合などは、計算が複雑になりミスも多くなってしまいますので、司法書士や弁護士に依頼することをおすすめします。
三井住友VISAカードの過払い金請求を自分でやる方法と注意点
三井住友VISAカードに対して自分で過払い金請求をする方法は、取引履歴の請求から始まります。三井住友VISAカードを利用していた頃に、自分がどのように借入れや返済していたかという記録を取り寄せます。まだ三井住友VISAカードで返済している途中という人も、ここまでの分の取引履歴を開示してもらうことができます。貸金業者は開示請求に対しては法的に応える義務があるので必ず取り寄せはできます。
取り寄せる際に取引履歴の使用目的を聞かれることがありますが、これまでの取引を確認するためと答えてください。過払い金請求をするためと答えると、今まで返済していた利息が過払い金だとわかったうえで返済をしていたと主張され、過払い金請求ができなくなる可能性があるので注意してください。
取り寄せをしたら、過払い金の引き直し計算をします。引き直し計算は名古屋消費者信用問題研究会が提供している無料でつかえる計算ソフトを利用しておこなってください。過払い金の金額が出たら、三井住友VISAカードに内容証明郵便で過払い金請求書を送ります。三井住友VISAカードが過払い金請求書を受け取ったら、和解案の連絡がきます。そこで交渉し納得がいく場合は合意し、納得がいかなければ訴訟し裁判で解決することになります。
ただし、三井住友VISAカードへの過払い金請求を自分ですることは、デメリットが多いです。和解交渉がむずかしいことに加えて、書類の準備や作成や、裁判になったら出廷するなどの手間や時間がかかります。特にこうした手続きになれていない一般の方だと、精神的な負担も大きいです。メリットとしては、司法書士や弁護士などの費用がかからないという点があります。
また、三井住友VISAカードに返済中で自分で過払い金請求をするときの注意点として、貸金業者から提案されるゼロ和解には応じないようにしてください。ゼロ和解とは今の借金残高をゼロにするかわりに過払い金の返還もなしにするという、貸金業者からの提案です。そのほうが貸金業者の返済総額は安くなるから貸金業者が提案してくるわけですので、くれぐれも応じないようにしてください。
三井住友VISAカードへの過払い金請求で当事務所が強い理由
杉山事務所は、これまで三井住友VISAカードと多くの過払い金請求の実績があり日本を代表するビジネス誌である週刊ダイヤモンドで消費者金融が恐れる司法書士事務所に選ばれました。(※1)これは、杉山事務所が全国の事務所で毎月10,000件以上のご相談を対応してきた実績、三井住友VISAカードとの交渉力、そのノウハウをたくさん蓄積してきた結果だと自負しています。(※2)
また、全国にある事務所およびその隣県からもご相談、ご依頼をいただいており、依頼者様より当事務所での対応にご満足いただき、その依頼者様から口コミや、ご紹介でご依頼いただくケースが非常に多いです。相談者様の要望に合わせた、最適な提案を最善のスピードで提供しております。その結果、三井住友VISAカードの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所は非常に多くある中でも、トップクラスの相談・依頼件数をいただいています。
当事務所の対応可能エリア
東京、大阪、福岡、広島、岡山、札幌の全国に事務所がございます。該当の都道府県、市区町村だけでなく、主たる事務所である東京事務所であれば東京、神奈川、千葉、埼玉、大阪事務所であれば大阪、和歌山、奈良、兵庫、京都、福岡事務所であれば福岡、熊本、大分、佐賀、山口、広島事務所であれば広島、島根、愛媛、岡山事務所であれば岡山、鳥取、香川、徳島、札幌事務所であれば北海道全域など隣県からも三井住友VISAカードに対する過払い金請求の相談や依頼をいただいています。
三井住友VISAカードの過払い金請求の手続き費用・料金
三井住友VISAカードへの過払い金請求を、司法書士や弁護士などの専門家に依頼するときの費用を説明します。専門家に依頼した場合にかかる費用は主に、相談料、着手金、基本報酬、成功報酬などがあります。初回の相談はほとんどの事務所が無料で対応している事務所も多いです。
成功報酬はどの事務所でも設定しています。成功報酬は、取り戻した過払い金から費用を清算します。多くの事務所の場合、20%程度に設定されています。例えば、成功報酬が20%で過払い金を100万円取り戻した場合は、20万円の費用がかかります。
事務所に支払う費用を抑えたい方は、完全成功報酬制の事務所に依頼してください。完全成功報酬制の事務所なら相談料がかからないので、安心して依頼することができます。
着手金 | 過払い金報酬 | ||
---|---|---|---|
過払い金 | 無料 | 過払い金の報酬 | 返還額の 27.5%~(税込) |
相談者様の状況によって費用が変わります。相談者様にとって最適なプランを提案させていただきます。
三井住友VISAカードの会社概要
三井住友VISAカードは三井住友カード株式会社が発行するクレジットカードです。三井住友カード株式会社は日本有数のクレジットカード会社で、1967年に創業した歴史のある会社で、設立当時は、株式会社住友クレジットサービスという社名でした。後に三井グループと合体して、現在の三井住友カードになっています。代表者は久保健氏となっています。資本金は340億円という圧倒的な金額で、営業利益も年度によって違いますが、大体400億円程度を安定的に叩き出すなど、非常に良好な経営状況となっています。
貸金業以外で手掛けている業務は、クレジットカード業務、信用保証業務となっています。クレジットカードと貸金業は同じと思われるかもしれませんが、これはキャッシングとショッピングの違いです。過払い金請求の対象となるのは、キャッシングのサービスです。信用保証業務というのは他者の審査の代行です。ほかのクレジット会社に対して消費者が申し込みをしてきたときにその人が信用できるかどうかを、三井住友カードが審査して保証人の代わりになるということです。その人が返済不能に陥ったら、代わりに三井住友カードが弁済することになります。もちろん、その後に三井住友カードがその利用者に対して督促や催促をします。
三井住友カードのグループ会社はSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が、貸金業のジャンルでは特に有名です。SMBCコンシューマーファイナンスではわからない方が多いでしょうがプロミスやモビットといえばピンとくる人も多いでしょう。この2ブランドを運営しているのが、SMBCコンシューマーファイナンスです。このように、財務基盤が盤石な三井住友フィナンシャルグループの一員なので、モビットやプロミスに対する過払い金請求も、ほかの大手の消費者金融と比較すると、早期かつ高い回収率で解決することが多いとされています。最終的な結果はその人の利用状況などによって異なりますが、過払い金請求がしやすいグループであると考えてください。
三井住友カードのサービスといったら、多くの人が連想するのは三井住友VISAカードでしょう。クレジットカードの中でも特に審査が厳しいカードのひとつとして知られており、三井住友VISAのプラチナカードなどを持っていることは、大きな信用の証となります。VISAカードが特に有名なのは、日本で初めてVISAと提携したのが三井住友カードだからです。その他のクレジットカードの国際ブランドとも、三井住友カードは積極的に提携しており、たとえば中国のブランドである銀聯とも提携し三井住友銀聯カードを発行しています。国内のクレジットカード会社で銀聯カードを発行できるところは、三井住友カードを含めても限られています。
三井住友VISAカードの発行元の三井住友カードの経営状態は非常に良いので、倒産のリスクはほぼないでしょう。しかし、過払い金請求には10年の時効があるので、その期限が来る前に早めに過払い金請求をしてください。
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