オリコの過払い金請求 成功マニュアル【2024年度版】
と多くのご相談をうけます。
オリコで借り入れをした方は、過払い金が発生している可能性があります。
オリコに過払い金が発生しているかどうかは、借り入れしていた時期や借り入れの方法によって変わりますので、ご自身に過払い金が発生している可能性があるかくわしくお伝えします。
また、過払い金請求を自分でするか、専門家に依頼するかの手続き方法で変わる過払い金が戻ってくるまでの期間や、過払い金がいくら戻ってくるかの返還率についてもお伝えしています。
オリコの過払い金請求もくじ(メニュー)
- 1) オリコの過払い金請求ができる条件
- 2) 過払い金請求の期間・返還率
- 3) 過払い金請求の流れ
- 4) 過払い金請求のデメリットとメリット
- 5) 過払い金請求に強い専門家
1) オリコの過払い金請求ができる条件
2007年(平成19年)3月31日以前から、オリコ(クレジットカード、ローン専用カード)で借り入れをしていれば、完済していても返済中であっても延滞したことがあっても過払い金請求ができます。
亡くなってしまったご家族がオリコで借り入れをしている場合でも過払い金請求ができます。
オリコが発行しているカード
- クレジットカード
- ローン専用カード
・オリコカード
・リボ払い専用のUPty(アプティ)
・オートウェーブカード
・オートバックスカード
・コジマカード等
・アメニティカード
・クレストカード
オリコの過払い金が発生する仕組み
お金をオリコから借り入れするときの金利は、法律によって上限が定められています。
定められている上限金利は、利息制限法が20.0%、出資法は法改正されるまで29.2%でした。オリコは、利息制限法が定める20.00%の金利よりも高い27.6%を上限金利として貸し付けしていました。
2010年6月に貸金業法と出資法が改正されて、上限金利は出資法で定められている29.2%から、利息制限法で定めている20.0%へ引き下げられました。
オリコは上限金利が利息制限法で定めている20.0%へ引き下げられるより前の2007年4月1日に上限金利を「20.0%以内」へ変更しています。
2007年3月31日以前からオリコで借り入れをしていれば、利息制限法(20.0%)と出資法(29.2%)の上限金利の差(グレーゾーン金利)が払い過ぎていた利息、つまり過払い金となって、オリコに返還請求できます。
利息制限法で定められている上限金利は借り入れ金額によって変わります。10万円未満であれば20.0%、10万円以上100万円未満であれば18.0%、100万円以上であれば15.0%となります。
2007年4月1日以降にオリコで借り入れした方は利息制限法で定められた上限金利内の借り入れとなるので、過払い金が発生しません。
オリコはショッピング機能がついているクレジットカードを発行しています。
クレジットカードをショッピングで利用したときにオリコが契約者の代わりとなって支払う「立て替え金」は、利息制限法の対象となる「貸し付け金」ではありません。
また、「立て替え金」を返済するときにオリコへ支払う「分割手数料」は利息ではないので、過払い金が発生しません。
過去に返済が苦しくなって、過払い金を請求しないという条件で将来利息のカットや減額してもらったことがあれば、過払い金が発生していても、取り戻せない可能性があります。
まずは、過払い金が発生しているのか、いくら発生しているのか、お気軽にご相談ください。
過払い金の金額は借り入れ金額と返済回数によって増減する
過払い金の金額は借り入れ金額と返済回数によって増減します。
借り入れ金額が多くて、返済回数が多ければオリコに多くの利息を支払っているので、過払い金の金額は多くなります。
オリコの借り入れを返済する方法として、一括払いとリボルビング払いがありますが、リボルビング払いで返済していれば返済回数が多くなるので、過払い金の金額は多くなります。
オリコに過払い金請求ができなくなってしまうリスク
時効が成立してオリコの過払い金請求ができなくなる
2007年3月31日以前からオリコで借り入れをしていれば過払い金請求ができますが、時効が成立してしまうと過払い金請求ができなくなります。
過払い金請求の時効が成立するのは、最後の借り入れもしくは、返済の手続きをしてから10年が経過した日です。
クレジットカードをショッピングで利用、もしくは、利用残高の返済した日は過払い金請求の時効に関係ありません。
最後の借り入れもしくは、返済の手続きをした日は、取引履歴により確認ができます。
取引履歴は、直接お客様相談センター窓口へいく、もしくは、個人情報開示申込書を公式サイトからダウンロードして、オリコに郵送することで取り寄せることができますが、杉山事務所でも無料でお調べできます。
-
オリコのお客様相談センター(公式サイト)
お問い合せ先:03-5275-0211
※詳細はオリコにお問い合わせください。
オリコの倒産で過払い金請求ができなくなる
みずほ銀行や伊藤忠商事が大株主になっているオリコ(株式会社オリエントコーポレーション)は、東証一部上場企業で、経営は安定しているので、倒産のリスクは少ないです。
しかし、消費者金融の最大手として知られていた「武富士」が倒産したように、万が一、オリコが倒産してしまうと過払い金請求ができなくなるので、お早めにご相談ください。
2) オリコの過払い金が戻ってくるまでの期間や返還率
話し合いによる交渉か、裁判で過払い金の返還期間(お金が返ってくるまでの期間)や返還率(過払い金に対して返ってくるお金の割合)が決まります。
ほかの貸金業者は、話し合いによる交渉で和解するよりも、裁判で解決した方が過払い金の返還期間が長くなりますが、オリコは、話し合いによる交渉で和解するよりも、裁判で解決した方が過払い金の返還期間が短くなる可能性があります。
また、裁判をすることで、過払い金の元本に対する利息も取り戻せる可能性があります。
オリコは信販会社の最大手で、過払い金請求の対応を多く経験しているので、話し合いや裁判においてオリコが有利な立場となるように交渉をしてきます。
自分で過払い金請求をすると、交渉が長くなったり、取り戻せる過払い金の金額が少なくなるので、できるだけ短い期間で多くのお金を取り戻したいなら、オリコと交渉経験が豊富な弁護士や司法書士に依頼するべきです。
専門家に依頼する場合の期間や返還率
話し合いで和解した場合(任意交渉)
返還期間
8ヵ月~
返還率
~100%
裁判をした場合
返還期間
6ヵ月~
返還率
~100%+利息
※上記の返還率や返還期間は、杉山事務所のデータを参考にしたオリコの過払い金請求の目安です。
※借り入れの返済状況やオリコの経営状況によって返還期間や返還率はかわります。
過払い金請求のシミュレーション
200万円の借入を完済して過払い金請求した例
- 借入金額:200万円
- 返済回数:80回
- 過払い金:121.6万円
話し合いによる交渉で和解をすると8ヶ月程度の期間で、おおよそ121.6万円(返還率100%)過払い金がオリコから返還される可能性があります。
裁判をすると6ヶ月程度の期間で、おおよそ121.6万円(返還率100%)の過払い金と利息がオリコから返還される可能性があります。
300万円の借入を完済して過払い金請求した例
- 借入金額:300万円
- 返済回数:80回
- 過払い金:182.5万円
話し合いによる交渉で和解をすると8ヶ月程度の期間で、おおよそ182.5万円(返還率100%)過払い金がオリコから返還される可能性があります。
裁判をすると6ヶ月程度の期間で、おおよそ182.5万円(返還率100%)の過払い金と利息がオリコから返還される可能性があります。
3) オリコの過払い金を取り戻すまでの流れ
-
5.過払い金請求の裁判
※話し合いによる交渉で和解できなかった場合
弁護士や司法書士に依頼をすれば、すべての手続きを代行します。
オリコや裁判所からの電話や郵送物は、弁護士や司法書士に届くので、過去にオリコから借り入れをしていたことや、現在借り入れをしていることが家族に知られることはありません。
安心して過払い金を取り戻したいなら、弁護士や司法書士に依頼するべきです。
オリコから取引履歴を取り寄せ
過払い金請求をする前に、過払い金があるのか、いくらあるのか調べるために、借り入れしたときの金利・金額・日付と、返済した金額・日付が記載されている取引履歴を取り寄せる必要があります。
オリコの取引履歴は、直接お客様相談センターへいく、もしくは、個人情報開示申込書を公式サイトからダウンロードしてオリコに郵送すれば、15日程度で取り寄せることができます。
オリコから取引履歴を取り寄せるときは、個人情報開示申込書のほかに、開示申請手数料の1,000円と、本人確認書類原本またはコピーが必要になります。
1993年(平成5年)以前にオリコで借り入れもしくは、返済した方は、取引履歴が処分されている可能性がありますが、オリコとの契約書や通帳の引き落とし履歴、返済の記録をもとに、推定計算をして過払い金の金額を調べることができます。
-
オリコのお客様相談センター(公式サイト)
お問い合せ先:03-5275-0211
※開示請求の取り寄せ方について詳細はオリコにお問い合わせください。
オリコから取引履歴を取り寄せるときの注意点
オリコから取引履歴を取り寄せるときに目的を答える必要はありません。民法705条で「返済義務がないと知っていて、任意で返済した借金の過払い金は請求することができない」と定められています。
オリコから取引履歴を取り寄せるときに「過払い金の計算をする」という目的を伝えたうえで返済を続けると、過払い金の金額が少なくなる可能性があります。
オリコから取引履歴を取り寄せるときに「返済中の借り入れを0円にしないか」(ゼロ和解)、「和解書にサインをすれば利息を減額することができる」などと和解を提示されることがあります。
いずれかの条件で和解した場合、和解書に「過払い金請求の権利を放棄する」旨の記載があれば過払い金請求ができなくなるので、和解する前に一度ご相談ください。
過払い金の引き直し計算
オリコから取引履歴が届いたら、過払い金の引き直し計算をします。計算するには、エクセルの入ったパソコンと無料配布されている利息計算ソフトが必要です。
利息計算ソフトには下記のものがあって、各ソフトの使い方は配布先に記載されています。取引履歴に記載されている借り入れしたときの金利・金額・日付や、返済した金額・日付を利息計算ソフトに入力します。
引き直し計算を間違えて発生するリスク
過払い金の引き直し計算は、手続きのなかでも非常に重要です。
オリコの取引履歴は、借り入れしたときの金利・金額・日付や、返済した金額・日付(CSと表示)に加えて、引き直し計算で必要のないショッピング利用の履歴(SPと表示)も開示されます。
引き直し計算をする前には、借り入れや、借り入れを返済したときの履歴とショッピング利用の履歴を分ける作業が必要なので、計算ミスが起こりやすくなります。
計算結果を1円でも間違えると返ってくる過払い金の金額が少なくなったり、オリコに過払い金請求を断られるリスクがあります。
専門家に依頼すれば、正確な過払い金の金額がわかるので、引き直し計算を間違えるリスクを回避できます。
オリコへ過払い金返還請求書を送る
過払い金の引き直し計算ができたら、オリコへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を、いつ・だれが・どこに送ったかを証明できる内容証明郵便で送ります。過払い金返還請求書には以下の内容を明記します。
過払い金返還請求書の内容
- 日付
- 株式会社オリエントコーポレーション
- 株式会社オリエントコーポレーションの代表名
- 自分の名前
- 自分の住所
- 連絡先電話番号
- 振込口座名
- 口座番号
- 契約番号や会員番号
- 「引き直し計算した結果、○○円の過払い金があることが判明したので返還の請求する」という内容
話し合いによる交渉
オリコへ過払い金返還請求書と引き直し計算書を内容証明郵便で送ると、過払い金の返還期間や返還率を交渉するために、担当者から電話で連絡がきます。
過払い金請求の裁判
話し合いによる交渉で、オリコから提示された過払い金の返還期間や返還率に納得できない場合は和解をせずに、過払い金請求の裁判をします。
裁判がはじまったあとも、オリコから和解交渉の申し出があって、話し合いによる交渉で希望していた、過払い金の返還期間や返還率を提示されるケースが多いです。
提示内容に納得できれば和解、納得できなければ和解せずに裁判で解決します。
裁判をするには訴状、証拠説明書、引き直し計算書、代表者事項証明書(登記簿謄本)の書類や、収入印紙代、訴状の副本をオリコに郵送するために一旦負担をする郵券代(予納郵券)、代表者事項証明書を取得にかかる手数料を支払うお金が必要です。
裁判をするのは平日なので、仕事をしている方は休んで出廷しなければなりません。
裁判で返ってくる過払い金が多くなるのか少なくなるのか
オリコから借り入れを繰り返している方は、これまでの借り入れが「一連の取引」として扱われるのか、「分断の取引」として扱われるのかによって、返ってくる過払い金の金額が変わります。
契約番号を変えずに借り入れしていると、借り入れが「一連の取引」として扱われると過払い金が多くなります。
借り入れが「一連の取引」として扱われるのか、「分断の取引」として扱われるのか判断するのは非常にむずかしいので、弁護士や司法書士にご相談ください。
オリコから過払い金が返還
オリコと話し合いの交渉で和解をするか、裁判で解決したあと、オリコに指定した口座に和解書や判決内容に応じた過払い金が振り込まれます。
専門家に依頼した場合は、弁護士や司法書士に指定した口座に、和解書や判決内容に応じた過払い金から費用や報酬が差し引かれた金額が振り込まれます。
過払い金から差し引かれる弁護士や司法書士の費用・料金
過払い金請求を弁護士や司法書士に依頼すると、費用として、相談料や着手金、基本報酬、成功報酬がかかります。
弁護士や司法書士の依頼でかかる費用や報酬の定義、上限金額については、日本弁護士連合会(日弁連)や日本司法書士会連合会(日司連)のガイドラインによって定められています。
司法書士は、着手金、基本報酬といった定額報酬の合計が5万円以下となるように設定されていますが、弁護士は基本報酬に2万円の上限があるだけで、着手金には上限がありません。
弁護士や司法書士に依頼する前に、電話やメール相談、面談で過払い金請求にかかる費用がいくらなのか、費用の相場がいくらなのか確認するべきです。
4) 借入状況ごとにちがうオリコの過払い金請求をするデメリットとメリット
過払い金請求のデメリットとメリットは、過払い金請求するときの借り入れ状況によってちがうので、完済している、返済中であるそれぞれのパターンについて、ご自身の状況にあわせてデメリットとメリットをご確認ください。
4-1) 完済後にオリコの過払い金請求をするデメリットとメリット
- メリット
- 過払い金が戻ってくる
- オリコから新たな借り入れの不要
- デメリット
- オリコから借りられなくなる
完済後にオリコの過払い金請求をするデメリット
完済後にオリコの過払い金請求をするデメリットをあえてあげるなら、オリコのクレジットカード、ローン専用カードの利用ができなくなることくらいです。
過払い金請求の時効とオリコの倒産の2点に気を付けないと過払い金請求することができなくなってしまうので、一日でもはやくご相談ください。
完済後にオリコの過払い金請求をするメリット
完済後にオリコの過払い金請求をするメリットは過払い金が手元に戻ってくることです。オリコから取り戻した過払い金が多ければ、新たな借り入れの必要がなくなるかもしれません。
4-2) 返済中にオリコの過払い金請求をするデメリットとメリット
返済中の2つの例
- オリコの借金が100万円、借金が150万円
- オリコの借金が100万円、過払い金が50万円
例①の返済中の場合、借金よりも50万円多く過払い金が発生していますので、過払い金が残りの借金にあてられて完済後の過払い金請求と同じ状況となります。デメリットはないのですぐに過払い金請求するべきです。
例②のようにオリコの借金が残った場合や、クレジットカードのショッピング利用残高が残っている場合、返済中の過払い金請求と同じ状況となります。
1つのデメリットと2つのメリットがあるので以下をご確認ください。
- メリット
- オリコに返済中の借金を減らせる
- 借金の利息カット・月々の返済額を減らす交渉ができる
- デメリット
- ブラックリストに載る
返済中にオリコの過払い金請求をするデメリット
オリコの借金、およびクレジットカードのショッピング利用残高が過払い金の金額より多いと、過払い金請求ではなくて貸金業者と借金減額の交渉をする任意整理となります。
借金を滞納したことがある場合はすでにブラックリストに載っているので過払い金請求をするべきです。
過払い金の金額がオリコの借金、およびクレジットカードのショッピング利用残高より多いか、少ないかは過払い金請求をおこなう前の引き直し計算でわかるので、引き直し計算の結果によって過払い金請求をするかどうかを判断することができます。
返済中にオリコの過払い金請求をするメリット
過払い金が発生していればオリコの借金、およびクレジットカードのショッピング利用残高を減らすことができます。
オリコへ毎月利息ばかり払い続けて借金がなかなか減らなかったとしても、将来利息のカットや返済期間を見直しすることで、一日でもはやく借金を完済することができるようになります。
オリコの過払い金請求によるクレジットカードとローンへの影響
オリコのオートローン(自動車ローン)
オートローン(自動車ローン)を返済中の場合、オートローンの残高が過払い金の金額より多いと、車を手放さなければいけなくなる可能性があります。
過払い金の金額がオートローンの残高より多いか、少ないかは過払い金請求をおこなう前の引き直し計算でわかるので、引き直し計算の結果によって過払い金請求をするかどうかを判断することができます。
みずほ銀行カードローン
オリコは現在、借り主がみずほ銀行カードローンの返済を延滞したとき、借り主の代わりに返済(代位弁済)する保証会社となっています。
オリコに過払い金請求してもみずほ銀行カードローンの借り入れに影響はありません。
ただし、オリコの借金、およびクレジットカードのショッピング利用残高が過払い金の金額より多いと、過払い金請求ではなくて貸金業者と借金減額の交渉をする任意整理となります。
みずほ銀行カードローンの返済が延滞してオリコに代位弁済されている場合はすでにブラックリストに載っているので、過払い金請求するべきです。
住宅ローンへの影響
返済中の住宅ローンにオリコの過払い金請求が影響をおよぼすことはありません。住宅ローンをみずほ銀行で組んでいてもをおよぼすことはありません。
住宅ローンの審査は、過払い金請求が原因で落ちることはありません。
ただし、オリコの借金、およびクレジットカードのショッピング利用残高が過払い金の金額より多いと、過払い金請求ではなくて貸金業者と借金減額の交渉をする任意整理となります。
住宅ローンの審査は申込時の年齢、完済時の年齢、年収、年収に対する返済負担率、ほかの貸金業者からの借り入れ状況、借り主の健康状態などの属性を総合的に判断のうえ審査されます。
司法書士法人杉山事務所の過払い金請求の費用・料金
杉山事務所は相談者様のご負担を少しでも減らして、より多くのご相談を解決できるように、過払い金請求の相談料や着手金は一切いただいておりません。また、費用は取り戻した過払い金の中からお支払いいただけます。
ご依頼いただいて調べた結果、過払い金が発生しなかった場合、費用は一切いただきませんので、ご安心ください。
着手金 | 過払い金報酬 | ||
---|---|---|---|
過払い金 | 無料 | 過払い金の報酬 | 返還額の 27.5%~(税込) |
※相談者様の状況によって費用が変わります。ご相談時に相談者様にとって最適なプランを提示させていただきます。
5) オリコの過払い金請求に強い杉山事務所
杉山事務所は、小さな事務所で業務をおこなっていた時代から、「相談してよかった」とひとりでも多くの方にご満足いただくために、実績やノウハウを少しづつ積み上げてきました。
現在は、毎月10,000件のご相談をいただけるようになって(※2)、オリコをはじめとする貸金業者から、毎月1億円の過払い金を取り戻すことができています。
オリコの過払い金請求は、ビジネス誌「週刊ダイヤモンド」において、消費者金融が恐れる司法書士事務所に選ばれた杉山事務所にお任せください。(※1)
過払い金があるかいくらあるのか無料でお調べできるので、まずは、お気軽にご相談ください。
杉山事務所に寄せられるオリコについての質問
オリコに過払い金請求できるのか教えてください
オリコで借り入れした方や、オリコのクレジットカード、ローン専用カードで借り入れをしていれば過払い金請求できる可能性があります。過払い金請求ができるかどうかは、オリコからいつ借り入れをしたかによってちがいます。くわしくはこちらをご確認ください。
オリコに過払い金請求するデメリットがあるのか教えてください
原則として過払い金請求したあとにオリコから借り入れをすることがむずかしくなりますが、過払い金請求した以外の貸金業者からは問題なく借り入れできます。くわしくはこちらをご確認ください。
過払い金請求にかかる期間や過払い金の返還率の目安を教えてください
オリコと話し合いで和解した場合は、8ヶ月程度で発生した過払い金の100%、裁判をした場合は、6ヶ月程度で発生した過払い金の100%と利息を取り戻せる可能性があります。
オリコの会社概要
株式会社オリエントコーポレーション(略称:オリコ)は、2017年3月末現在3,658人の従業員を抱える大手信販会社です。
本社は東京都千代田区麹町5丁目2番地1にあり、代表取締役は河野雅明氏、資本金の額は1,500億円となっています。
オリコの主要な事業は個品割賦事業とクレジットカード事業であり、これらが事業収益の多くの部分を占めている状況です。
個品割賦事業にはショッピングクレジットやカーローン商品、クレジットカード事業にはカードショッピングとキャッシングがあります。
2016年9月末現在、クレジットカード会員数は1,006万人、クレジットカード取扱高は8,622億円にものぼっています。
また、オートローンや住宅関連・教育関連商品のおけるショッピングクレジットの取扱高は6,027億円で、特に業界トップクラスを誇るオートローンの利用件数は155万件と信販業界において大きなシェアを有している状況です。
また、銀行保証事業も成長分野で、全国500以上の金融機関と提携することでその保証残高は1兆3,418億円に達し年々増加しています。
さらに、不動産賃貸における家賃や通信・ガスなどの料金収納・集金代行も広くおこなっており、オリコとはなんらかの形で取引を行った経験のある人も多いでしょう。
オリコの連結子会社で信販会社としての事業内容に近い内容をもつものとしては、不動産賃貸領域における保証サービスをおこなうオリコフォレントインシュア、債権回収事業などをおこなうオリファサービス債権回収や日本債権回収、オリコ向けオートローン保証をおこなうCAL信用保証などがあります。
ほかは、パーキング事業をおこなうオートリ、商事物販事業をおこなうオリコビジネス&コミュニケーションズ、各種金券チケット買取・販売事業をおこなう甲南チケットなどです。
持分法適用関連会社としては、保険代理店事業をおこなう伊藤忠オリコ保険サービス、個人市場向けオートリース事業をおこなうオリコオートリース、物品販売会社との提携リース事業をおこなうオリコビジネスリース、自動車販売店向け事業をおこなうJCMがあります。
オリコの経営状況を2017年3月期の決算資料で見てみると、営業収益は2,136億円、営業利益は335億円であり、前年比で増加しています。
また純利益も286億円で前年比41億円の増加となっており、業績の推移は順調です。
2007年3月期に債務超過に陥るほどの過払い金請求を受けたオリコですが、過払い金返還の額は年々減少しています。
2017年3月期決算における年間過払い金返還実績は153億円となっており、過去数年にわたって横ばい状態です。
これは、過払い金請求が認められるようになった2007年頃から多数の債務者が返還請求を集中して行ったことにより、過払い金請求が一服したことの影響です。
しかし、オリコの金利見直しが2007年4月に行われたため、過払い金の生じた債務を完済した時期から10年の時効期間を経過してしまった債務者が増えていることが関係している面もあります。
したがって、オリコから2007年4月1日以前に借り入れを行ったことのある人は、少しでも早く過払い金の有無について確認し、請求をおこなうことをおすすめします。
過払い金請求、債務整理は無料相談をご利用ください。