過払い金請求で家族や職場にバレる理由と対処する方法
「家族や職場にバレずに過払い金請求できるの?」
とご相談いただくことがあります。
バレないように過払い金請求することはできますが、過払い金請求でバレやすいポイントを避けて、バレにくい方法で手続きすることが必要です。
ただし、バレるのを恐れて過払い金請求せずに放置していると、時効になったり貸金業者が倒産して過払い金請求できなくなるので、まずは自分に過払い金があるか調べてみるべきです。
杉山事務所では、過払い金があるのか、あればいくらなのか無料で調べることができて、過払い金が無くても費用がかかることはありません。まずは、お気軽に無料相談をご利用ください。
誰にもバレずに過払い金請求
もくじ(メニュー)
- 1) 過払い金請求がバレるポイント
- 2) 過払い金請求をバレずにする方法
- 3) 過払い金請求の流れと期間の目安
1) 過払い金請求がバレるポイント
過払い金請求をすると、家族や友人、職場の人などにバレてしまうことを心配する方が多くいますが、実際に過払い金請求がバレてしまう3つのポイントを知っておく必要があります。
貸金業者や裁判所からの連絡や郵便でバレる
過払い金請求をすると貸金業者から連絡がきたり、貸金業者との交渉内容によっては裁判になったりするので、裁判所から連絡がくることがあります。
貸金業者や裁判所からの電話や郵送物は基本的に自宅に届きます。一人暮らしであれば問題はありませんが、家族と一緒に住んでいる方は電話や郵送物が家族にバレる可能性があるので注意が必要です。
裁判をすることもあると聞いて、こっそり過払い金請求をしたい方はびっくりしたかもしれません。過払い金は貸金業者との交渉によって取り戻すことになりますが、もし話し合いの内容に納得がいかなかった場合は裁判をすることになります。
過払い金請求の裁判は平日におこなわれるので、仕事を休む必要があります。シフト制の仕事でない場合は家族や職場に怪しまれる可能性があります。
過払い金が振り込まれる口座でバレる
過払い金請求をして、和解が成立もしくは裁判で判決がでると、過払い金が指定口座に振り込まれます。口座には記録が残るので家族に見られた場合はバレる可能性があります。
過払い金が大きくなるとそれだけまとまった金額が振り込まれることもになって、銀行の口座の記録はずっと残るので月日が経ってから気づかれる可能性もあります。
普段使っている口座ではなくて、あまり使用していない口座を指定したり、新しく口座を作ったりすることでバレるリスクを回避することができます。
返済中の過払い金請求が任意整理になってバレる
返済中の借り入れで過払い金が発生していた場合は、「過払い金で残りの借り入れを完済できるのか」それとも「借り入れが残ってしまうのか」によって、バレるかバレないかが変わってくるので注意が必要です。
過払い金で借り入れを完済できればブラックリストに載りませんが、過払い金より借り入れが多いと貸金業者と交渉して毎月の返済額を減らす任意整理をすることになるのでブラックリストに載ってしまいます。
ブラックリストに載ると約5年間は貸金業者から新たな借り入れや、ローン、カードの審査が通りにくくなります。審査が通らないことで家族に怪しまれることもあるでしょうし、任意整理となると貸金業者への返済は続きますので、借り入れがあることを隠し通すことはむずかしくなります。
返済中の借り入れについては、まずはお金を借り入れするときの上限金利が定められている利息制限法にしたがった引き直し計算(利息の再計算)をして借り入れの金額が過払い金の金額より多いか、少ないかを確認することからはじめましょう。
もし、借り入れの金額よりも過払い金の金額より多かった場合は任意整理をすることになりますが、任意整理をすることで毎月の返済額を減らすことができます。
任意整理は自分で行うこともできますが、司法書士・弁護士に依頼することによってデメリットを回避しながら毎月の返済額をより多く減らせる可能性があるので、一度ご相談ください。
2) 過払い金請求をバレずにする方法
貸金業者との交渉なくして過払い金を取り戻すことはできないので、貸金業者との交渉や裁判をすることでまわりにバレてしまう可能性があります。しかし、交渉を専門家に依頼してしまえば誰にもバレずに過払い金請求できます。
過払い金請求を司法書士・弁護士に依頼する
司法書士・弁護士に依頼すると、貸金業者との交渉や裁判の対応などはすべて、司法書士・弁護士が代理でおこうことになるので、まわりにバレることなく過払い金請求できます。
貸金業者や裁判所からの連絡は司法書士・弁護士がうけますので、自宅に貸金業者や裁判所から連絡がくる心配はありません。
依頼した司法書士・弁護士とは連絡を取る必要がありますが、時間を指定したり郵便物を事務所名ではなく個人名で送付したりしてもらうことが可能なので、バレることはありません。
ただし、すべての司法書士・弁護士がバレないように対応してくれるわけではないので、実際に過払い金請求を依頼する際には、バレずに過払い金請求をしたいことを伝えたうえで、要望に応えてくれる事務所かどうかを依頼する前に確認するべきです。
費用がかかっても依頼するメリットがある
「司法書士・弁護士に依頼をするお金はない」
「できるだけお金はかけたくない」
と費用が気になる方は多くいます。
費用をかけたくないといった理由で自分で過払い金請求をすることもできますが、手間と時間がかかるうえに取り戻せる過払い金額が少なくなってしまうといったデメリットがあります。
過払い金請求を司法書士・弁護士に依頼すると費用がかかりますが、司法書士・弁護士に費用を支払うのは過払い金が戻ってきたタイミングになるので、マイナスになることはありません。
また、司法書士・弁護士に依頼した方が戻ってくる過払い金の金額が大きくなることがほとんどで、かつ自分で過払い金請求をする手間と時間をかける必要はありません。
3) 過払い金請求の流れと期間の目安
誰にもバレずに過払い金請求をしたいなら、なるべく早く手続きを終わらせたいですよね。そうなると司法書士・弁護士に手続きを依頼したとしても、どのくらいの期間がかかるかが気になります。
過払い金請求を司法書士・弁護士に依頼した場合にかかる期間は、裁判をせず話し合いの場合で約1ヵ月~約3ヵ月ほど、裁判をした場合で早くて約3ヵ月、長くなると1年以上になることもあります。
過払い金請求にかかる期間は貸金業者によってちがうので、詳しくは各貸金業者のページでご確認ください。
「意外と長くかかるな」と思われた方もいるかもしれませんが、過払い金請求は大きく分けて下記の6つの手続きをすすめていくことになるので、上記の期間はどうしても必要になります。
- 貸金業者から取引履歴を取り寄せる
- 過払い金の引き直し計算する
- 貸金業者に過払い金請求する
- 貸金業者と話し合いで交渉する
- 貸金業者と過払い金請求の裁判する
- 貸金業者から過払い金が返ってくる
過払い金が返還されるまでの期間は、自分ですると長くなる傾向にあります。手続きのひとつひとつに時間がかかるのはもちろんですが、貸金業者が一般の方が相手だと後回しにすることもあります。また交渉力のある事務所であるほど期間は短くなりますので、依頼する事務所は慎重にお選びください。
4) 過払い金請求をバレずにするなら杉山事務所に相談
過払い金請求を自分でするとバレるリスクが高くなりますが、司法書士・弁護士に依頼することでバレずに過払い金請求ができます。
司法書士・弁護士に依頼するといってもどこでも良いわけではなく、対応力のない事務所に依頼するとバレないように配慮ができなかったり、返ってくる過払い金が少なくなる可能性があるので事務所選びは重要です。
杉山事務所では月3,000件以上の過払い金に関する相談があって、なかにはバレずに過払い金請求をしたいといった相談者様もたくさんいます。過払い金請求の実績とノウハウをもった認定司法書士が責任をもって対応して、相談者様に満足していただける解決方法をご提案します。
過払い金請求の相談、着手金、過払い金の診断が無料となっておりますので、お気軽にフリーダイヤルやメールフォームからお問い合わせください。