ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求に強い法務事務所
ゴールドポイントマーケティングは、ヨドバシカメラの子会社でクレジットカード事業を担当する会社です。
発行しているクレジットカードはゴールドポイントカード・プラスのひとつだけ。
ほぼヨドバシカメラの購入者を対象としたクレジット会社と考えていいでしょう。
過払い金の請求先は、ゴールドポイントマーケティングではなく、厳密には株式会社アプラスインベストメントになります。
ゴールドポイントマーケティングの過払い金返還の義務は、アプラスインベストメントに移行しているからです。
さらに詳しく説明すると、過払い金返還の義務は、ゴールドポイントマーケティングから移行したのではなくソニーカードから移行しています。
じつは、ゴールドポイントマーケティングはグレーゾーン金利撤廃後にできた会社なので、過払い金は発生しません。
しかし、ゴールドポイントマーケティング設立前のソニーカードとヨドバシカメラの提携時代に過払い金が発生しており、この時期の過払い金の責任はソニーカードにありました。
その責任をソニーカードがアプラスインベストメントに対して譲渡したので請求先が変わっているというわけです。
非常にややこしいですよね。
複雑な背景がありますので、ゴールドポイントマーケティングで過払い金が発生している場合は、司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。
ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求もくじ(メニュー)
- 1) 過払い金が発生している条件
- 2) 過払い金請求に対する最新の対応状況
- 3) メリットとデメリット
- 4) 手続きの流れと返還されるまでの期間
- 5) 過払い金を計算する方法
- 6) 過払い金請求を自分でやる方法と注意点
- 7) ゴールドポイントマーケティングに強い理由
- 8) 過払い金請求にかかる費用
- 9) ゴールドポイントマーケティングの概要
ゴールドポイントマーケティングで過払い金が発生している条件
ゴールドポイントマーケティングで過払い金が発生している条件は下記となります。
- 2007年6月までのソニーカード時代にキャッシングをしていた
ゴールドポイントマーケティングのクレジットカードは、以前はソニーカードとヨドバシカメラが合同で発行していました。ソニーカードとの提携が解消されたのは2010年11月1日ですが、この時期にはグレーゾーン金利が撤廃されています。
つまり、ゴールドポイントマーケティングになってからの借入では過払い金は発生していません。
ソニーカードとの提携で発行されていた「ヨドバシゴールドポイントカードIC eLIO」でキャッシングを利用していて、かつ金利が18.0%以上だった方が過払い金が発生している対象となります!
ショッピングは、借金ではなく立替金であり、支払いの際にかかる手数料も利息の扱いにはならないので対象外です。
ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求はソニーカード時代が対象期間ですが、請求先は株式会社アプラスインベストメントになります。
これはソニーカードが事業譲渡をして、過払い金の支払いの責任もアプラスインベストメントに移ったためです。
なお、株式会社アプラスインベストメントはクレジット会社のアプラスの系列の会社です。
ゴールドポイントマーケティングは複雑な経緯があるので、過払い金があるかどうかを調べる段階から、司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。
ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求の最新の対応状況
ゴールドポイントマーケティングに過払い金請求する際は、話し合いによる和解交渉もしくは裁判で解決することになります。
それぞれの解決方法により、どのくらいの過払い金を取り戻せるか(返還率)が下記のように異なります。
- 話し合いによる和解交渉の場合の返還率は約70%
- 裁判をした場合の返還率は約90%~100%
また、交渉次第で過払い金は利息をつけて回収することもできるケースもあります。
なお、上記の返還率は過払い金請求を司法書士や弁護士に依頼した場合であり、自分で手続きした場合は上記の割合よりも低くなる傾向にあります。
借入状況や返済状況によっても異なるので、あくまで目安程度にとどめておいてくださいね。
過払い金請求は貸金業者が倒産するとできなくなりますが、ゴールドポイントマーケティングについては、親会社のヨドバシカメラの運営が盤石なので、倒産リスクはほぼありません。
しかし、倒産の心配がなかったとしても過払い金請求の消滅時効が成立する恐れがあります。過払い金請求は借金を完済した日から10年経過すると時効が成立して手続きできなくなってしまうのです。
過払い金が発生している可能性がある方は、できるだけ早くご相談ください。
返済中・完済している場合のメリットとデメリット
ゴールドポイントマーケティングに対して過払い金請求をする方のなかには、まだ返済している最中の方も、すでに借入を完済している方もいるでしょう。
ここでは、それぞれの条件でゴールドポイントマーケティングに過払い金請求をするメリット・デメリットを説明します。
完済している場合のメリット・デメリット
- メリット
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- 新たな借入をしなくてすむ
- デメリット
- ゴールドポイントマーケティングから借りられなくなる
ゴールドポイントマーケティングの借金を完済している状態で過払い金請求をするメリットは返還される過払い金が自分の手元に入るということです。金銭的に困っていて新たな借入を考えていたとしても、過払い金が返ってくることによって新たな借入をする必要がなくなることがあります。
逆にデメリットとしてはゴールドポイントマーケティングから、これから借入ができなくなることです。しかし、他の貸金業者であれば問題なく利用できるので大きな問題とはならないでしょう。
返済中の場合のメリット・デメリット
- メリット
- 借入している借金が減る
- 払い過ぎた利息が戻ってくる
- デメリット
- ゴールドポイントマーケティングから借りられなくなる
- ブラックリストにのる
返済中に借金で過払い金が発生している場合、過払い金によって残っている借金を減らすことができます。また、過払い金が残っている借金よりも多ければ、余った過払い金が手元に戻ってきます。
デメリットは、ゴールドポイントマーケティングからの借入ができなくなることです。
また、過払い金が残っている借金よりも少なかった場合は、借金の減額を貸金業者と交渉する任意整理となり、ブラックリストにのります。
ブラックリストにのると、ゴールドポイントマーケティングだけでなく、他の貸金業者からも新たな借入や、クレジットカード作成、ローンの審査に通らなくなります。
ブラックリストを避けたいなら
ブラックリストにのることを避けたい場合は、過払い金請求をする前に正確な過払い金の計算をして、過払い金で借金を完済できるかを確認してください!
過払い金の計算は自分でもできますが、ミスなくスピーディに行うためには、過払い金の調査や計算を無料でおこなう司法書士や弁護士に相談することをおすすめします。
ゴールドポイントマーケティングの手続きの流れと返還されるまでの期間
ゴールドポイントマーケティングへの過払い金請求の手続きは、ゴールドポイントマーケティングに対して取引履歴の開示請求をすることからスタートします。
- 取引履歴を取り寄せる
- 過払い金の引き直し計算をする
- 過払い金請求を行う
- 和解もしくは裁判により過払い金が返還される
取り寄せる取引履歴には、借入した時の金利・金額・日付、返済した時の金利・金額・日付が記載されています。
お伝えした通り、ゴールドポイントマーケティングが設立されてからは過払い金が発生していません。
ソニーカード、もしくはアプラスインベストメントに対して請求することになります。どちらに請求するかは利用者の状況によっても異なりますので司法書士や弁護士などに確認しましょう。
取引履歴の取り寄せができたら、取引履歴のデータを元にして過払い金の引き直し計算をします。
そして、過払い金の額がわかったらゴールドポイントマーケティングに対して過払い金請求をおこないます。
取引履歴の開示請求についてはソニーカードの可能性もありますが、過払い金の返還義務は完全にソニーカードからアプラスインベストメントに移行しているので理解しておきましょう。
過払い金請求をすると貸金業者から連絡があり、話し合いによる交渉をします。提案された内容で納得できれば和解をして、数ヶ月後に過払い金が返ってきます。
ここで提案された内容に納得できない場合は、過払い金請求の裁判へ。
裁判をしたあとも貸金業者との話し合いによる交渉は続きますので、和解をするか判決が勝訴することで過払い金が返還されます。
ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求の最新の対応状況でご紹介しましたが、過払い金請求は、和解か裁判かによって返還率が変わるのと同様に、返還期間も以下のように異なります。
- 和解の場合だと返還期間は平均4ヶ月
- 裁判をした場合だと返還期間は7ヶ月前後
過払い金請求にかかる期間は、借入状況や返済状況、貸金業者の経営状態によって大きく変動します。司法書士や弁護士に過払い金請求を依頼するかによっても異なります。
自分の状況が知りたい方は、司法書士や弁護士に相談してみましょう。
ゴールドポイントマーケティングでの過払い金を計算する方法
ゴールドポイントマーケティングに過払い金請求をするには、過払い金の計算をする必要があります。過払い金の計算方法はインターネット上で公開されている無料計算ソフトとエクセルをつかって、取引履歴に記載されている借入した時の金利、金額、日付や返済した時の金利、金額、日付を入力するだけです。
過払い金の計算を間違えると返ってくる過払い金が少なくなったり、貸金業者に過払い金請求を断られる可能性があります。過払い金の計算は自分ですることもできますが、正確で早い司法書士や弁護士に依頼することをおすすめします。
ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求を自分でやる方法と注意点
ゴールドポイントマーケティングへの過払い金請求は自分でやることが可能です。最初にゴールドポイントマーケティングに対して取引履歴の開示請求をします。取引履歴が送付されてきたら、記載されている借入した時の金利、金額、日付や返済した金額、日付を元に過払い金の引き直し計算をします。過払い金の金額が算出できたら、ゴールドポイントマーケティングに対して返還請求します。正確にはゴールドポイントマーケティングではなく、アプラスインベストメントになります。ゴールドポイントマーケティングから連絡があり、話し合いによる交渉で和解できれば過払い金が返金されます。和解に至らなかった場合は裁判となり、そこで勝訴するか、同時進行でおこなわれる話し合いによる交渉で和解することで過払い金が返ってきます。
過払い金請求を自力でやることは、ゴールドポイントマーケティングでもそのほかのカード会社が相手でも、あまりおすすめはできません。書類作成などの作業量が膨大ですし、過払い金の計算なども1円間違っているだけで請求のやり直しとなることがあります。また、正しい書類を作成して過払い金請求に臨んだとしても、本来の相場より低い返還率・回収率を提示されることもあります。
さらに、対応や支払いをすべて先延ばしにされることも多く、過払い金請求にかかる期間が長くなるなどのデメリットもあります。自分で過払い金請求をすることのメリットも確かにあります。司法書士や弁護士に払う費用が必要なくなるメリットがあったとしても、過払い金の返還率が低いと意味がありません。
また、ゴールドポイントマーケティングの場合はどうかわかりませんが、自分で過払い金請求をすると、クレジットカード会社や消費者金融などがゼロ和解を提示してくることがあります。これは残っている借金をゼロ円にするから、それで過払い金請求も取り下げませんか?という提案です。このようなゼロ和解を提案される場合過払い金が多く発生している可能性が高いので、ゼロ和解だけは絶対にしないようにしてください。
ゴールドポイントマーケティングへの過払い金請求で当事務所が強い理由
ゴールドポイントマーケティングへの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんあります。ゴールドポイントマーケティングは貸キャッシング、カードローンの大手の業者で、個人相手、司法書士や弁護士相手に交渉を重ねており、支払う過払い金を一円でも少なく、返還日を一日でも遅くするノウハウを持っています。
当事務所はゴールドポイントマーケティングを相手に多くの交渉実績をもっており、日本を代表するビジネス誌である週刊ダイヤモンドで過払い金の回収金額で1位に選ばれるほどの実績をもっています。これは司法書士法人杉山事務所が毎月3,000件以上のご相談を対応してきた実績や、相談者様の悩みに対して真剣に責任をもって対応してきた結果だと自負しています。
事務所のある都道府県および、その隣県からもご相談、ご依頼をいただいており、杉山事務所での対応に満足していただいた結果、口コミや、ご紹介によってご依頼いただくケースも多くあります。相談者様の要望にあわせて最適な解決方法を最善のスピードでご提供いたします。ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求ができる司法書士や弁護士などの法律事務所はたくさんありますが、その中でもトップクラスのご相談・ご依頼件数をいただいております。
当事務所の対応可能エリア
大阪、名古屋、東京、福岡、広島、岡山、仙台、札幌の全国に9つの事務所がございます。該当の都道府県、市区町村だけでなく、主たる事務所である大阪事務所であれば大阪、和歌山、奈良、兵庫、京都、東京事務所であれば東京、神奈川、千葉、埼玉、名古屋事務所であれば愛知、静岡、長野、岐阜、滋賀、三重、福岡事務所であれば福岡、熊本、大分、佐賀、山口、広島事務所であれば広島、島根、愛媛、岡山事務所であれば岡山、鳥取、香川、徳島、仙台事務所であれば宮城、福島、山形、秋田、岩手、札幌事務所であれば北海道全域など隣県からもゴールドポイントマーケティングに対する過払い金請求の相談や依頼をいただいています。
ゴールドポイントマーケティングの過払い金請求の手続き費用・料金
ゴールドポイントマーケティングへの過払い金請求にかかる費用は司法書や弁護士によって異なりますが、多くの事務所で相談料が無料となっていること多いです。さらに過払い金が発生しなかった場合、費用・料金はかからないという事務所もあります。
また、相談についてもメールフォームやフリーダイヤルで問い合わせができて、営業時間であれば迅速に対応します。ゴールドポイントマーケティングでの過払い金の有無が気になる方は、一度気軽に相談してみるといいでしょう。
着手金 | 過払い金報酬 | ||
---|---|---|---|
過払い金 | 無料 | 過払い金の報酬 | 返還額の 20%~(税抜) |
相談者様の状況によって費用が変わります。相談者様にとって最適なプランを提案させていただきます。
ゴールドポイントマーケティングの会社概要
ゴールドポイントマーケティングとは、ヨドバシカメラの子会社のクレジットカード会社です。代表者は藤沢和則氏で、クレジットカード事業以外では企業ポイントの発行・提携等に関する事業をしています。この企業ポイントとは、主にヨドバシカメラのポイントのことです。それ以外では損害保険代理店事業も手掛けています。
ゴールドポイントマーケティングのグループ会社はヨドバシカメラです。ヨドバシカメラによる100%出資の子会社となっています。クレジットカードの発行など業務全般は、三井住友カードと提携しており、審査についてはプロセントに委託しています。
発行しているクレジットカードはゴールドポイントカード・プラス。入会費も年会費も無料という、低コストで利用できるクレジットカードです。設定できる国際ブランドはVISAのみであり、マスターカード・JCB・アメックスなどは適用できません。過去には電子マネーとして楽天Edy付帯させることもできましたが、2012年5月中旬以降から、楽天Edyの搭載は廃止されています。
ヨドバシカメラでこのゴールドポイントカードを利用して支払いをした場合、現金支払いよりもポイントの還元率が高くなります。逆に他社のクレジットカードだとポイントの還元率が現金より2%低くなるという設定になっています。
親会社が家電量販店ということもあり、ゴールドポイントカードはおサイフケータイにも積極的に参入しています。モバイルFeliCaでの支払いができるゴールドポイントカードアプリを提供しており、このアプリをインストールしたスマートフォン・携帯電話をかざせば、Suicaなどのように決済ができます。
その他のゴールドポイントカードのサービスとしてはゴールドポイントワランティがあります。いわゆる延長保証ですが、ゴールドポイントカードを使ってヨドバシカメラで買い物をすることで、保証期限を延長することができます。ゴールドポイントマーケティングの正式名称は株式会社ゴールドポイントマーケティングです。東証などの株式市場には上場していません。
設立されたのは2010年3月29日。それ以前のヨドバシカメラのクレジットカード部門は、ソニーカードと提携していました。この提携によってヨドバシゴールドポイントIC eLIOというクレジットカードを発行していましたが、2010年にこの提携の終了が決定。同年11月1日に、このクレジットカード事業をすべて引き継いで、新たなカードをゴールドポイントカード・プラスと命名して事業を開始しました。
ゴールドポイントマーケティングの経営状況は非常に安定しています。親会社のヨドバシカメラは2013年以降の訪日外国人の増加によって、海外での知名度がさらに高まりました。過払い金請求の負担もほかのクレジット会社と比較してかなり小さいので支払能力がなくて過払い金請求ができないということはまずないと考えていいでしょう。
しかし、ゴールドポイントマーケティング以外のクレジット業者でも同様ですが、過払い金請求の消滅時効自体は存在するので、この期限が来る前に請求する必要があります。特に時効が迫っている方は、期限に間に合わせるためにも、スピーディーに過払い金請求をしてもらえる司法書士事務所などに依頼するのがいいでしょう。